chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズ211『末端を緩める』末端を緩める事で身体の連動性を上げる打撃を強くしたりダイナミックな動きを考察致します。

今回のテーマは

末端を緩める

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身体の連動を促すために改めて

気付いた事がありますので纏めさせて頂きます。

 

武術やスポーツでは足からの力すなわち

大地を踏む連動を動きや

末端に向けた力に転換させて行きます。

 

その際に身体の力をなるべく抜いた方が

力の波が伝達します。

その時に例えば突きを撃つ時に拳を強く握るより

軽く形をキープするくらいにの方が

末端まで波を伝えられます。

 

拳を強く握ると力は末端に集まりますが

足からの連動が拳で止まってしまいます。

身体のしなりを使うのであれば

拳が当たった時の衝撃に負け無い様に

握るくらいで手を放り出した方が

連動が止まらずに伝える事が出来ます。

 

ライミングもホールドを掴む時に指の力を抜いてホールドにかかった瞬間に指の形が整い

伸張性収縮で体重を支えます。

 

武術もクライミングも打撃やホールドを持つ為の

指の関節や腱の強度は必要ですが

力を加える前はある程度の脱力は必要だと思います。

 

ジャンルは違いますがダンスでも

身体に力が入っているより柔らかく

特に手足末端が緩んで体幹が力強い方が

メリハリが効いて

動きにダイナミック感が生まれます。

ある意味で力の連動では同じだと思います。

 

実際に打撃で何かを叩く経験が無いと

ダンスの動きがそのまま使えるとは言えませんが

身体を動かす原理としては共有出来る感じがします。

 

硬い物を叩く時も此方が身体を固めずに

連動を伝える訓練を行えば

下肢からの流れを手指に伝えて

対象物の表面では無く

内部に伝える事が出来ると思います。

 

如何ですか?

末端を緩める

 

詳しい末端の緩め方や手指の治療が必要な方々は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

 「動きを阻害する過緊張や無駄な力』

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sobim/35/3/35_156/_pdf

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/course.htm