chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズ216『腹圧の加え方』武術における発勁や治療における用法を考察致します。腹圧を武術や治療に使いたい方々にオススメです‼︎

今回のテーマは

腹圧の加え方

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腰椎を後弯させて腹圧をかける練功をしていて 

圧の加え方を少しずつ理解して来ました。

 

その事について

武術的な使い方と治療的な活用法を

お話したいと思います。

 

 

武術には発勁と言う技法があり

瞬間的に力を加える技法です。

 

発勁には私が理解している形で

幾つかあります。

 

相手に触れた所から身体の沈み込みで

地面の反力を利用するやり方と

身体を震わせるやり方

あとは今回の圧を加えるやり方です。

 

私なりの考えでは

武術では先ず最初に相手の中に

身体を密着させて重心を捉えますが

これは治療で行う皮膚の遊びをとり

コリを捉える感覚に似ています。

 

そこから

重心を捉えたと感じた時に

圧をかけて力を発揮させます。

これは練習では頭で理解しながら

入りと撃つとを丁寧に行いますが

効果的に効かせるならば

意識せずに同時に撃てる所まで

落とし込む事が理想です。

 

治療の場合はコリや狙うポイントを捉えたら

焦らすに変化するのを待ったり

様々なツボを複合的に使いながら

狙った場所や身体の変化を促します。

接触点に適度な圧を加える時に

腹圧も重要になります。

 

力の加減や身体への浸透具合は

武術と治療は違いますが接触から浸透の過程では

反発を生まずに捉えた所から刺激を伝えて行きます。

 

基本的には身体の使い方は軸を通して行うのが

理想ですが全てその状況化で行えるとは

限らないので身体の位置が崩れても

軸の意識は通して腹圧をは保てる様に意識します。

 

その基準とする姿勢や腹圧を平素から鍛錬して

崩れても繋げられる様にする事が理想です。

 

腹圧を溜める練功をしていて少しずつ圧を力に

転換するやり方が分かって来ました。 

 

先ずは接触や崩して相手の中に力を

浸透させやすい状態を作り圧を加えます。

慣れてくれば分けずに行えれば理想的です。

 

また新たな発見がありましたらお伝えします。

 

如何ですか?

内圧の加え方

詳しい圧の加え方や

お腹周りの治療が必要な方々は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

『武術的立位が身体動揺に与える影響』

https://www.jcss.gr.jp/meetings/jcss2020/proceedings/pdf/JCSS2020_P-53.pdf

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/course.htm