今回のテーマは
足の親指の意識
皆様、足の親指に注目された事は御座いますか⁈
私はつくづく足の親指が重要だと気付きました。
身体の中心を意識する稽古では
足を閉足立ちで閉じたり
空手の型、三戦立ちで爪先を内側に入れたりすると
閉鎖性運動連鎖で
身体の中心に向かって骨の連動性が上がり
その中でも親指の位置が重要になり
地面を掴んで開かない様にします。
あたり前の事ですが地面を指で掴むと
大地からの反発力で身体が持ち上がり
この反力を逃さない様に末端に繋ぐには
身体の合力が必要ですが
先ずは土台からと言う事で足の指を意識します。
私が行っているクライミングでも
足の指は大切で小さなフットスタンスに
乗れる様に靴も特殊な形をしています。
指先に力が集約してピンポイントで
力が出る構造で親指を意識しながら
他の四趾も握り込みながら使う事で
フットスタンタスに乗れます。
武術やスポーツで
大地を踏み締める際はクライミング程に
ピンポイントの意識は必要ありませんが
むしろ親指を中心に地面を握ると
足の裏にアーチが出来上がって
きます。
ただアーチ作るのと足の指で地面を握り締めた
結果にアーチが出来るのでは力の伝達が
変わって来ますから
先ずは足の親指を中心に大地を握り
アーチを作りましょう。
足趾を鍛えると足からの閉鎖性運動連鎖や
運動のパフォーマンスアップ・高齢者の転倒予防にも効果的です。
如何でしょうか?
足の親指の意識
詳しい足の指の使い方や足の治療が必要な方々は
お気軽に治療院までご連絡下さい。
(足趾の論文です私の履いている足半の事も書いてあります)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/18/1/18_1_41/_pdf
治療院KAZU
院長 中井一欽
03-5742-1414
https://kazu-1414.com/index.html