chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

クライミング研究所第35段『身体を固める動きとしなやかな動き』筋肉に力を入れる必要性の中で力を抜いて動く状況を有利に筋トレの頻度を考えます。

今回のテーマは

身体を固める動きとしなやかな動き

 

ライミングではホールドを抑えたり

身体を固めたりしながらムーブを起こす時と

 

力を抜いて身体のバネやしなやかさで

距離を出したりデットでホールドと

ホールドの間を動くムーブを起こしたりします。

 

両者は相反しますが何方も大切な要素になります。

 

私は今迄、身体を固める動きが得意で

筋トレの比率もルーティンでこなしていました。

 

筋肉に力を入れると言う意味では

筋トレは効果的で

ライミングで固める動きや

スタティックムーブには向いていると思います。

 

しかし距離を出したりしなやかに登るには

力が入り過ぎて望む動きが阻害されてしまい

少し筋トレの比率を下げて最近では登っています。

 

すると顕著に動きが変わりました。

何時もより距離が出て止まらない感覚のホールドに

かかりが良くなり身体は柔らかく使えました。

 

反面に今迄に固める動きは得意でしたが

固めて壁に入るムーブやロックしてホールドを

取りに行く動きは少しやり難くなりました。

 

いわゆる筋トレと言われる事は

ライミング

筋肉の収縮(引き付け)と

固定(固める)及び伸展時(ブレーキ)に

負荷をかける行為になります。

 

動きの中で身体の力を抜いて

筋肉に負荷をかけずに伸ばす動作には

直接には関与していませんから

個別に身体の動きで作って行かないとなりません。

 

例えば

初動負荷トレーニングでは筋肉の最大伸展で

力を生む伸張性収縮のいわゆるバネの様な

働きを担います。

 

初動負荷トレーニングが出来ない場合は

そのバランスは登りで調整しつつ

筋トレとのバランスを取れればと思いますし

 

実際にどの様なスポーツでも環境に合わせて

筋肉の出力を上げたり動きをコントロールします。

 

少し話を広げると

それが練習や岩場・コンペではプレッシャーが

加わり力の発揮する環境も複雑になり

そのためには様々な状況に対応する

スキルやメンタルも必要です。

 

レーニングも求める事に対応する

変化が必要ですね。

 

 

如何ですか?

身体を固める動きとしなやかな動き

 

身体の動きに対する解説と筋肉の疲労を和らげる

施術が必要な方々はお気軽に治療院まで

お問い合わせ下さい。

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『身体運動と脱力』

http://tspe.sakura.ne.jp/publish/doc/wakita12.pdf

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/course.htm