chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

クライミング研究所第33段『胸と背中で引く』大胸筋と広背筋で上腕骨をコントロールする内転と伸展で肘関節の屈曲をカバーして二頭筋の負担を減らします。

今回のテーマは

胸と背中で引く

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今更ですがクライミングにおける

引き付けについて気付いた事があります。

 

最近肩を痛めて正確には上腕二頭筋健長頭炎になり

肩や指を使ったロックがやり難い弊害で

関節を畳む動きが出来ず必然的に

胸と背中を使わざる得なくなり手に入れた感覚ですがぶら下がった時点で胸と背中が使われる

状態になります。

 

言わずと知れた

広背筋はクライミングや武術でも

重要な筋肉で上腕の内転と伸展そして内旋で

働きます。

大胸筋は上腕の屈曲・内転内旋に関わり

広背筋と共に

上腕骨を胸郭に近づけてコントロールするのに

役に立ちます。

 

今迄は脱力して必要な時に胸や背中を

収縮させていたのですが脱力すると痛いので

自然と身体に力が入り胸と背中を使っています。

 

職業柄

勧められた事ではありませんが

正に怪我の巧妙ですね。

 

懸垂でも、ダラリとぶら下がった所から

引け無いので手が伸びない様に

背中と胸で身体を上げた状態から引くと

関節は畳めませんが

肩甲骨を支点に引ける感じがします。

 

ライミングでも元々抑える動きは苦手でしたが

常に張力を保ち身体を浮かせている状態ですから

フワフワとしますが抑える動きや足が切れての

飛び着きはやり易くなった感じがします。

 

肩が治るとこの状態は出来なくなるかもしれませんが今の状況を利用して身体の感覚を

育てられればと思います。

 

如何ですか?

胸と背中で引く

 

詳しい身体の使い方

胸や背中の治療が必要な方々はお気軽に治療院まで

お問い合わせ下さい。

 

『躯幹・上腕骨筋群(大胸筋・広背筋)の働き』

https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/1991.18.1/0/1991.18.1_177/_article/-char/ja/

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/course.htm