今回のテーマは
骨盤の軸を右に移す
正中線の軸、解剖学的には
矢状面のラインを揃えます。
身体を前額面と矢状面を合わせて立った時に
大抵の方はラインが揃っていない事が
多々あります。
其方を揃える方法を一緒に考えましょう。
私の場合は前額面上では右骨盤が前で左骨盤が後ろ
矢状面上では骨盤帯が左に移動しています。
何度も紹介していますが空手の構えと
仕事で鍼を打つ姿勢から
回旋と回転が起こっている状態です。
上記のイラストから
矢状面は緑色の面・前額面は青の面になり
ちなみに赤は水平面です。
これを調整するやり方として鏡で身体の軸を
合わせる方法もありますが
私はナイハンチンの型で行う最初の構え
合掌で立つ手の位置を矢状面上に揃えます。
これで矢状面上の骨盤の位置を合わせます。
それからナイファンチでは横に歩くので
前額面上になるべく沿って身体を動かして
腸骨の前後の位置を意識しますが
先ずは最近の手を骨盤の前で合わせた時に
矢状面上を揃えて前額面上では
腸骨の位置を整えます。
ナイファンチでは最近に足を揃えて立つので
前額面のラインも揃えやすく
矢状面上では手を合わせていますから
重心も下丹田に落とせて
骨盤の位置も合わせやすいかと思います。
先ずはその姿勢で身体を整えると
私は動きや身体の歪みを是正しやすいかと
考えます。
如何ですか?
骨盤の軸を右に移す
詳しい矢状面や前額面の揃え方
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『身体スキルと向き合い続ける −拡張される身体意識』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsaisigtwo/2017/SKL-23/2017_07/_pdf/-char/ja
治療院KAZU
院長 中井一欽