chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその170『股関節を横に入れる』横への重心移動をヒントに股関節の使い方を考察致します。前額面での身体操作で股関節に違和感を感じていらっしゃる方々にオススメです‼︎

今回のテーマは

股関節を横に入れる

前回に右の股関節を意識すると投稿しました。

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左の骨盤が左側に移動していると言う事から

考察させて頂き反対の右側に移動すると

右側のスペースが作れ

左の股関節が横に入れる位置が作れました。

 

それでは私の身体の癖を一緒に体験して頂く為に

皆様も宜しければ此方をお試し下さい。

 

先ず身体を正面に向けて

両足を肩幅に開き頭を右側に倒すと

左の股関節と骨盤が左側に移動します

これを倒した背骨を垂直に戻すと

左側に移動した股関節と骨盤が右側に戻り

左の股関節を横に入れる事が出来ます

 

簡単な様ですが身体の癖はこの様にして起こり

その事を前回の投稿で解説致しました。

 

今回の投稿は修正された後のお話しになりまして

 

それではここからが本題です。

 

身体を左半身に構えた背骨が

修正され真っ直ぐに立つと言う事で

その関係から左の股関節が背骨側に

入って行く感覚が出て来ました。

 

そうすると脊柱の位置が安定して側屈していた

右脇腹が膨らみ逆に伸びていた左脇腹に

力が入って来ます。

 

私のBlogに度々出て来る

空手の型ナイファンチでは身体を正面に

向けたまま横に動きます。

横側に意識を持って来ると面白い事に

正面は揃います。

厳密には背骨の回旋が加わりますが

矢状面では正中線を意識すると

回旋が加わっても揃えられますが

前額面の観点では横の面に

身体を当てはめて行くので

回旋は前後のズレが

前額面からはみ出しますから自ずと修正されます。

 

ナイファンチでは左右横に動き

前額面上の移動です。

右側方向の時は右側に重心を移動させて

左側方向の時は左側に重心を移動させて動きます。

細かい部分は割愛させて頂きますが

あまり不必要な動きを省いて重心移動するので

力が逃げずに技に伝わるのかと思います。

 

その移動の時に行うのが今回の股関節を

横に入れて行く動きです。

 

移動の際に足を横に動かしますが

身体の前から掛けて足を送ります。

その時の使い方が股関節を横に入れる動きです。

 

身体の前を足が通りますが前方で回すと言うよりも

ギリギリまで身体の近くを通して

横に股関節を入れ替える動きで

身体の軸が極力コンパクトに使えて

力が逃げ難く技に伝わるのかと思います。

 

前額面の感覚を伝えるには⁈

 

それには股関節を横に入れると言う

キーワードが良いのかと思います。

 

気になる部分が型により洗練され

僅かながらですが身体の意識が高まって来ます

意味を持ち鍛錬を行うと解決策が見つかりますね

この事に少しでも興味を持って頂き

皆様の身体操作のお役に立ちましたら幸いです。

 

次は股関節と肩関節の繋がりを

お話し出来ればと思います。

 

如何ですか?

股関節を入れる

 

詳しい股関節の使い方や

股関節の治療が必要な方々はお気軽に

治療院までお問い合わせ下さい。

 

(大腰筋による腰椎の固定作用)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/38/8/38_KJ00007731380/_pdf/-char/ja

治療院KAZU

院長 中井一欽

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