chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

クライミング研究所第8段『足で上げるか⁈』『肩甲骨の引き下げで上げるか⁈』身体の上げ方を肩甲骨を下げる事で解説致します‼︎

今回のテーマは身体を

足で上げるか?

肩甲骨の引き下げで上げるか?

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ライミングにおける身体の上げ方を考察します。

 

皆様は身体の上げ方をどうされて

いらっしゃいますか⁈

 

私は身体の重心を落としてホールドに

ぶら下がった状態から握り

そこから足で身体を上げて

壁に入るムーブが主でした。

 

ボルダーでは背中で身体を引き付けて

壁に入る方が足の張りが効かせやすいので

その様な動きをされる方を多く見受けられます。

 

両者の違いは

肩を上げた状態から引いているか

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肩を下げた状態から引いているか

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の違いです。

 

 

私や身体を落として登る方々は

身体が上がり(胸郭)

最終的に腰が入って行かないと

ムーブが起こせない弱点があります。

 

ホールドが持てて固めて動く場合は

ムーブが起こせますが引き付ける動きを

先にしていないので

身体を上げる動きが制限されます。

 

それが肩甲骨を下げて

ムーブを起こすと楽に動けるので

最近は其方も取り入れてムーブを起こしています。

 

懸垂でも登りでも肩甲骨を下げて

身体を動かすと広背筋の効きが良いので

背中の使い方が分からない方や

広背筋が効きづらい方々にはオススメです。

 

肩甲骨の引き下げが分から無い方に

簡単にご説明致します。 

 

先ず手を真っ直ぐに伸ばしてぶら下がる

鉄棒やフィンガーボートがありましたら

ぶら下がって下さい。

 

ぶら下がる筋力が無い方は

足が付いても良いですから

先ずは腕を伸ばしてぶら下がって下さい。

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そこから、肩や肩甲骨を下げて下さい。

肩をすくませる動作があると思いますが

その逆で上がった肩を下げる動作を

腕を伸ばしてぶら下がっている時に行って下さい。

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もう肩が下がっている方は大丈夫ですが

下げる余地があれば方は試す価値はあるかと

思います。

肩を下げた状態を後ろから見ると

肩が下がる事で首が伸びた見た目になります。

 

クライマーのアダム・オンドラが

首が長く見えるのは

肩を下げて広背筋を効かせているからかと

想像します。

 

肩が上がる状態で腕を引いたり固めたりすると

僧帽筋上部が働きやすいので

広背筋のスペックをフルで使うには

肩を下げる事をオススメ致します。

武術の妙技でも『沈肩』と言う動作があり

色々と通じるものがあるなと実感します。

 

沈肩は私のBlogでも過去に紹介していますので

宜しければ覗いて見て下さい。

 

如何ですか?

身体を上げるには

肩を下げる

 

なんだか頓知みたいですが(笑)

 

詳しい肩の下げ方

肩甲や骨周りの施術が必要な方々は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

 

『肩甲骨アラインと頸部筋群の関係について』

https://jsccnet.org/wp/wp-content/uploads/2016/06/2-21-24.pdf

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

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