chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその163『両方の股関節を意識する』円襠の感覚を更に掘り下げて空手の型にあるナイファンチや三戦を応用した股関節のイメージです‼︎股関節の感覚に悩む方々に参考になりましたら幸いです。

今回のテーマは

両方の股関節を意識する

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前回の反対側の腰を意識するの続編です。

 

腰から股関節に感覚が伸びました(笑)

 

その股関節をアーチ構造にして行きます。

 

武術の用語で

円襠と言う言葉があります。

股関節をアーチ型にする様相です。

 

アーチとは⁈

上部が弓状に曲がった梁の事を言いますが

上からの力を下に圧縮する強い構造になり

建築物に使われてますね。

それを人の身体に応用すると言う事です。

 

私は今まで股関節を脱力して

アーチ型にすると思っていましたが

イメージが変わり股関節と骨盤を通じて

大腿骨がしっかりと繋がる事だと気付きました。

その方が圧縮力が上がります。

 

股関節をアーチ型にすると言っても

あくまでも歩行や様々な運動では身体の位置が

変わり運動連鎖で骨格や筋肉の位置や張力が

変わります。

瞬間的に力を発揮する時は強固なアーチ構造となり

崩れて整えるを繰り返す形です。

 

 

私の場合で恐縮ですが身体は

水平面に対して左回旋で左下肢内旋・左骨盤後傾

そして右下肢が外旋・右骨盤前傾になりやすく

 

それを修正する意味でも行っている

 

空手の型に

三戦やナイファンチの場合は

下肢共に爪先が内側に向きますから

下肢が内旋して骨盤が両方とも後傾になり

腹圧がかけられている状態です。

 

それがあるルールを授けない

一般的な身体の使い方になると

基準化されず

まだ癖が出てしまいますので

 

修正する為に

前回の爪先を上げて踵からも

爪先の位置をなるべく真っ直ぐにしたり

 

前額面を意識して立つ時は円襠を作り

身体が回旋しない様に意識しています。

 

前回でも歩く時や片足を上げた時に

反対側の腰を意識するとお伝えしましたが

その感覚が伸びて軸足から股関節を通して

反対の足に繋がる事が円襠だと気付きました。

 

あくまでも円襠の形はこだわりますが

ただアーチにするだけで無く

 

これはあくまでも私の主観ではありますが

足や股関節をガチガチに固めて上げたり

動かすのとは違い適度な緊張を保って

形を意識する事です。

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また違う機会にでもお伝えしますが

安定した形から動くと崩れますが

それを整える時に出力が上がります。

崩れる事を恐れずに動き形を整えましょう。

 

簡単にまとめると

身体を倒した反動で足を上げて行くと

バランスは崩れやすく不安定なので

崩れながら安定するアーチを繋げる為に

体幹や股関節を意識される事をオススメ致します。

 

(姿勢制御について)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ptcse/13/1/13_1_2/_pdf

 

如何ですか?

両方の股関節を意識する

 

詳しい股関節の使い方や股関節の治療が必要な方々はお気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/index.html