chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその129『腹に圧をかける』全方位的に腹圧をかける方法を少し解説致します。クライマー・武術家のパフォーマンス・アップに‼︎一般の方の腰痛予防にオススメです‼︎

今回のテーマは

『腹に圧をかける』

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今回はお腹に圧をかける事を少し理解して来ましたので忘備録的にまとめたいと思います。

 

前回の腹を作るで『虚を埋める』感覚で腹圧を捉えていましたが

簡単に言うとお腹に圧をかけるとは右も左も無く全周囲的に圧をかけて行く事だと気付きました。

 

私の場合はドローインで体幹を作ると

お腹は緊張して身体の一体感は出るのですが

上半身に力が入りやすくなり肩や頸が張り

時に頭痛を誘発するので

なるべく上虚下実の状態が望ましいですから

 

(上虚下実とは上半身の力を抜き重心を下半身に落として充実した状態です)

 

空手の選手の頃に行っていた

相手の圧を受ける時やお腹を殴られる時に

腹圧をかけていた感覚を思い出して

 

最近では

腰椎前弯の状態から腰椎後弯に

お腹をセットアップしていて少しずつ充実感が

出ています。

 

全方位的にお腹に圧をかけるには⁈

 

身体の軸をしっかり作った状態から

骨盤目掛けて上半身から圧をかけます。

その時に股関節や膝等関節で圧が逃げない様に

集めると

お腹が自然と膨らんで来て圧が掛かります。

 

その状態から半身を切ると

身体の構造は斜めになりますが

その均等に取れていない状態でも

全周囲的に圧をかける事で体幹が安定して

足までの関節の不安定性が埋まりました。

 

腹圧をイメージするには⁈

 

例えば風船に空気を入れて行くと

隙間が膨らみ空いた所が徐々に無くなります。

お腹に圧をかける事で空いたスペースを埋めて

力を逃がさない方向で伝達出来て

何処に力を入れると言うより自然な膨張感で

膨らむ感じです。

 

これは末端が動かない状態の閉鎖性運動連鎖で

行うと理想的になり足をしっかり張って

腹圧の力で手が伸びたり

手が対象物に触れた状態から

腹圧で手に圧を伝えたり

手足が動かない状態から

腹圧をかけるのが理想だと思い

実感が得やすいのがこの方法だと思います。

 

まだまだ検討と改良の余地はありますが

今の所の私の感覚になります。

 

その腹圧を活かすと

 

クライマーでは体幹が安定して

 

武術家では技の圧が増して

 

一般の方では腰痛予防にオススメです。

 

腹圧の分かり難い方は専門家に相談しながら

無理せずに行なって下さい。

 

如何ですか?

『腹圧をかける』

 

詳しい腹圧のかけ方や腹部や腰部の治療が必要な方々はお気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

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