chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその183『身体の癖』武術経験からの体癖がクライミングに影響⁈自身の体癖から修正方法を考察します!!

今回のテーマは

身体の癖

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私の身体の癖のお話しで恐縮ですが

その事から気付いた事をお伝えしたいと思います。

 

空手には構えがありますが私は

左効きのサウスポースタイルで

右手が前、左手が後ろの左回旋の半身となります。

左側はタメが効いていてパワーが出やすいので

右半身の技が最短の距離から相手に

先手を取りやすくなりその動きが

得意な関係から左回旋系の攻防が

組み手の中心となり試合を組み立てていました。

 

その身体の使い方の延長で

ライミングをはじめたからでしょうか⁈

左引き付け右出しの動きが有利となり

右上のルートが登りやすく

左上ならクロスムーブが得意な事から

左股関節内旋、右股関節外旋

骨盤水平面、左後方・右前方移動

腰椎左回旋・脊柱右側屈に身体がなりがちです。

 

その事から

左に脊柱が回旋する関係から左引き右出しの動きが

今でも一番力の入るポジションになります。

 

空手での強い負荷の稽古は最近では少なく

左右対称な型や動きを稽古しているので

あまり影響はありませんが

 

ライミングでこの動きの出るムーブを繰り返すと股関節や臀筋が伸長性収縮の影響から

痛くなります。これ以上続けると

怪我に繋がりそうな時は課題を変えたり

負担の少ない動きを心がけています。

 

この事から

ライミングでよく言われる同じムーブを繰り返すと怪我に繋がると言う事の一つかと思います。

 

皆様の怪我予防のために

私の身体を例にとって考察して参ります。

 

上記の動きを防ぐ意味で気を付けている内容が

 

 

右脇腹の空間を作る

 

左の股関節を外旋させる

 

左の腰椎を入れる(右回旋)

 

の三つです。

 

私は脊柱の側湾はありませんが

身体の歪みを整える意味でも

側湾の治療で使う背骨の凹凸を見ながら

脊柱の回旋と側方移動・呼吸そして

等尺性収縮と言う方法があり其方を

 

ライミングでも使えると思いました。

 

ライミングではムーブを起こす時に

身体を固めます。

身体の癖を理解してそれを修正する

ムーブを起こし引き付けの時に身体を固める

(横隔膜を下げる)

これを余裕があるグレードで行い

身体の癖を是正します。

 

身体の状態が理解出来る方は別ですが

それにはある程度の改善のプランが必要ですから

体癖を理解出来る専門家に診て頂き

アドバイスを受ける事をオススメします。

 

ちなみに、私の様なタイプの体癖がある方は

右の大腿四頭筋を収縮させたり

そのまま手で押しながら立つと骨盤が

左に水平回旋しやすいので

それも修正するコツの一つです。

 

私と逆の体癖の方は

対称的な方法をお試し下さい。

 

如何ですか?

身体の癖

 

詳しいお身体の状態の確認や

全身の施術が必要な方々はお気軽に治療院まで

ご連絡下さい。

 

脊柱側彎症が身体能力に与える影響と改善エクササイズの提案

https://www.waseda.jp/sports/supoka/research/sotsuron2010/1K07A239.pdf

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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