chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその181『骨盤後傾腰椎後弯のメリット』前方移動や武術の突き・スクワットジャンプ等で腰椎前弯骨盤前傾と腰椎後弯骨盤後傾を比較します。双方のメリットを踏まえて考察致します。

 

骨盤後傾腰椎後弯のメリット

 

武術の稽古をしていて気付いた事があり

その事からの気付きをお話し致します。

 

腹圧をかける事に集中していると

腰椎が前弯気味になる事がありました。

 

何故気付いたかと申しますと

前進して行く動きに合わせて技を出していると

腰椎前弯で骨盤前傾では推進力が増して

踏み込んだ足以上に身体が進んでしまいます。

 

実際に相手が居る場合には技を出した後に

身体が相手に向かい流れる危険性を感じました。

 

その後に骨盤後傾腰椎後弯を試すと

推進力をしっかり止めて伝達が上手く行けば

そのエネルギーを技に転換して

軸は崩れずに立つ事が出来ます。

 

この両者の違いを簡単に言いますと

勢い余って身体が動いてしまうのと

勢いを止めた力を技に活かす形です。

 

走っていてブレーキをかけない車は

そのます進みます

そして急ブレーキをかけると車は止まりますが

勢いで車体がタイヤより前に進む場合があります。

その様な力を推進力を使いながら技を出す時に

骨盤後傾腰椎後弯にすると伝えやすい感じです。

 

骨盤後傾の方が勢いがあると重心は残しやすく

骨盤前傾の方が勢いがあると重心が移動しやすいと考察します。

 

皆様もやってみて下さい。

骨盤を後傾させてその場ジャンプと

前傾させてその場ジャンプ

何方が跳べましたか?

 

身体は上がらず上に勢いは行こうとする骨盤後傾と

身体は勢いと同時に上がる骨盤前傾が試せたのかと思います。

 

よって、その場で力を出したいタイプと

実際に思った所に身体が移動するタイプの違いで

双方メリットがあり理想的なシーンで使われればと思います。

私はその場で突くメリットで骨盤後傾を意識して

稽古しております。

 

そして、骨格的には腰椎前弯だと椎間板の負担が少なく椎間関節の負担が大きく

腰椎後弯ですと椎体の負担が少なく椎間板の負担が大きい様です。

何方も言い切る事は出来ませんがその疾患や動作の有利差に合わせて構造を考える事が理想だと思います。

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如何ですか?

骨盤後傾腰椎後弯のメリット

 

勿論、骨盤前傾腰椎後前弯で前に進むメリットも

ありますが今回は身体の位置を保ちながら

技を出す事に特化しました。

 

詳しい骨盤後傾腰椎後弯のメリット

骨盤や腰の治療が必要な方々はお気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

 

(姿勢の評価と治療アプローチ)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/spinalsurg/27/2/27_119/_pdf

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/index.html