chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその202坐骨を意識する力の連動を骨盤から坐骨に集約させて精度を上げましょう‼︎坐骨を使って腰椎・骨盤の動きに繋がり腰痛予防に効果的な方法もご紹介致します!

坐骨を意識する

 

足、主に踵からの力を伝えるポイントに

坐骨を使うのが有効だと思いました。

 

骨盤の後ろ側は広い範囲での力の集約点ですが

更に密度を高めると坐骨は外せない感じがします。

 

坐骨と言っても恥骨・腸骨・坐骨を合わせて寛骨と

言い左右の寛骨と仙骨を合わせて骨盤になります。

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骨盤と唱えると広くなりますね。

 

骨盤の後ろ側でも身体の表面からの流れを伝えるので間違いではありませんが外からの圧縮を正中線

伝えるには坐骨の方がより近く力を合わせやすい

傾向に気付きました。

 

中国武術心意六合拳形意拳では

内三合(心と意・意と気・気と力)

外三合(手と足・肘と膝・肩と股関節)

と言って身体や心の部分を合わせます。

空手の型ナイファンチでも横側に身体を合わせて

骨格の強さを使います。

ジークンドーのストレートリードもその様です。

 

形意拳の構えでも三体式と言って

空手の後屈立ちに似ていますが

半身を切った時に手と足・肘と膝・肩と股関節が

揃い骨格の強さを使い体当たりの技法で

突きを出します。

 

単に体当たりなら骨格を固めれば良いのですが

大地を踏む力を連動するポイントとして

坐骨は重要だと思いました。

 

空手も形意拳も武器術が元に発展した形意があり

突き手と引き手の関係が深く

両方を同期させる意味では骨盤の使い方は

大切で力の連動を無手で行う時は

坐骨が有効かと感じます。

 

如何ですか?

坐骨を意識する

 

坐骨は座っていると座面に当たる骨で

坐骨が前額面状で並列に並び

座面に対して後ろに滑らせると骨盤の前傾位

前に滑らせると骨盤の後傾位になります

前傾で腰痛の方は後傾位に

後傾で腰痛の方は前傾位にされて

調整されると負担も減る可能性はあります。

宜しければお試し下さい。

 

坐骨の動作で痛みの出る方はご無理せずに

専門医にご相談下さい。

 

『坐骨がロープを乗り越える運動が座位の定位と安定性にもたらす影響 -ロープ使用の有無による違い-』

https://cir.nii.ac.jp/crid/1390009225956233472

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/greeting.htm