chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその177『上げた足の踵を使う』体幹を意識した歩行で転倒予防に努めましょう‼︎空手のガマク似た用法です!

今回のテーマは

上げた足の踵を使う

 

上げた足の踵を使うとはどう言う事かと申しますと

踵から股関節・体幹と繋がり足が上がると

言う事です。

歩行の際はどうしても軸足に意識が向かい

遊脚足は足を放り出しがちですが

踵から足を引き上げると

体幹までの足の繋がりが抜群に上がります。

 

そもそも足を上げる時に軸足側に

身体を傾けがちですが背骨を傾けるより

遊脚足に骨盤と背骨を近づける動きで

腸腰筋の収縮を意識して行います。

これは空手の身体操作で言うガマクを入れると言う事に近く宜しければ下記のリンクをご覧下さい。

 

https://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2022/06/20/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%9D%E3%81%AE134%E3%80%8E%E3%82%AC%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%82%92%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%8F

 

踵を意識して腸腰筋を上手く使えないと

歩行中に足を上げる事で身体が傾いて

バランスを崩す事があります。

この時に身体の傾きを抑えるために

腸腰筋で骨盤と背骨を近づけますが

分かり難い方は両手に棒を持って頂き

上がる足側の棒を地面に押し付けます。

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その理由は肩が上がらずに身体が傾かなくて

済むのでバランスが体幹で抑えられるからです。

 

子供も大人も転ぶ時は頭の重さや身体の傾きで

足の支持規定面を超えた時のバランスが

保てなくなるからです。

足が出れば倒れずにすみますが

なかなかそうは行きません。

 

歩くと言う行為はとても複雑で

立位でバランスを取りながら身体のバランスを

崩して動きまたバランスを取るその繰り返しです。

 

そして走ると言う行為は倒れそうな身体を

足で止めて倒れそう・止めるを繰り返す動作と

言われています。

それは走る意識があるから出来る事で

子供の徒競走ではその様な様相ですが

オリンピックに出る様なスプリンターは

体幹が安定して走りはじめ以外は

ほぼ身体を垂直に保ちながら足を出しています。

これは身体の傾きで足を出すと言うより

体幹の推進力に足が付いて回転する様相で

車のタイヤの様な動きをしています。

 

早く走る意味でもバランスを取って歩く意味でも

体幹は大切ですね。

 

最近ではストックを持ってウォーキングされる方をお見受けしますがバランスを取る意味では最適です。

 

使わずに歩ける方は体幹を意識して身体の傾き

肩の挙上を抑えて爪先をしっかりと上げて

踵から足を踏み出して下さい。

 

如何ですか?

 

上げた足の踵を使う

詳しい足や身体のバランスの取り方

歩行の為の柔軟性を保つ施術が必要な方はお気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

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