chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズ186『坐骨を入れる』座り方の解説書、坐骨を中心に骨盤と腰椎の動きを考察。座り姿勢が長い方座位で腰痛の方々にオススメです‼︎立位も大切ですが座位も大切です‼︎

 

今回のテーマは

坐骨を入れる

f:id:chiryouin111:20230915234012j:image

立ち方の解説は多いと思いますが

 

座り方の解説はあまり多くないので

今回はその辺りを行いたいと思います。

 

立ち方もそうですが座り方も様々で

正しい座り方の定義はその時により

色々だと思いますが

座り方が立ち方にも反映されて

尚且つ一つの基準を得て頂ければと思い

書かせて頂きます。

 

それでは

その基準ですが『坐骨』を当てはめて考えます。

坐骨はその名の通り座る骨

座った時に座面に当たる部分のひとつです。

坐骨の位置を揃える事で

水平面と矢状面・前額面が極端な話し揃います。

 

やり方を解説致しますと

座った時に坐骨の位置を感じる事が

出来る方はこのステップは省いて下さい。

 

分からない方のために

先ずはお尻の下に手を当てて下さい。

その時にお尻の下で手に当たる

ゴツゴツした骨が坐骨です。

 

その坐骨を感じて頂き座ります。

坐骨を大々垂直にすると骨盤中間位で

坐骨を前に動かすと骨盤前傾位になり

後ろに動かすと骨盤後傾位になります。

 

坐骨を動かす感覚が分からない方は

前傾位の時は身体を前に倒して

後傾位の時は身体を後ろに倒して下さい。

 

これは股関節を中心に身体を前や後ろに

動かしているのですが慣れて来たら

骨盤と腰椎の動きで坐骨を動かす感覚が

掴めると思います。

 

理想的な座り方は背骨を垂直に保つ事で

筋肉の負担は減るとは思いますが

その状態でも身体は固まるので

骨盤を前後に動かす事で背骨もしなり

身体の緊張が緩みます。

 

先ずは坐骨の位置を確認して

反り腰の方は後ろに動かして

腰の反りが無い方は前に動かしてみて下さい。

 

座る時間が長くなると緊張も強いですから

少し立ったり座ったりを繰り返してから

骨盤を動かす事がオススメです。

 

もし座ったままなさる方は

ゆっくり前後に動かして下さい。

 

如何ですか?

坐骨を入れる

詳しい坐骨の入れ方や骨盤や背骨の

治療が必要な方々はお気軽に治療院まで

お問い合わせ下さい。

 

『座位行動の科学』

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kenkokyoiku/21/2/21_142/_pdf

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/