chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズ204『クワを閉じる』股関節の内旋と外旋からクワを考察・股関節の屈曲角度が上がると内旋筋の働きが上がります。

今回のテーマは

 

クワを閉じる

 

クワと言うのは中国語で股関節を指して

武術ではクワを閉めるクワを開く等と言われます。

 

以前に身体の膨らんでいる側は

ぶつかると言う投稿をしました。 

 

前回は前額面での修正で身体を変える方法を

ご提案しました。

 

今回はより実戦的にクワを閉じる方法を

ご提案させて頂きます。

 

太極拳の様に前のクワを開くやり方もありますが

今回は私が左側の前のクワに開きやすい事も鑑みて

前のクワを閉じる方法をご提案させて頂きます。

 

閉じる・開くとはどの様な事か⁈

私の感覚的な観点で申し上げますと

大腿骨の内旋外旋がありますが

閉じる場合は大腿骨の内旋を使い

これを骨盤の腸骨の上前腸骨棘から閉じる感じで

股関節だけの動きと言うより

股関節の中を使って上下を締め上げる感覚です。

 

逆の開く時も股関節を中心に

大腿骨を外旋させて

大腿骨や上前腸骨棘を開いて行きます。

 

この時の基準が大腿骨の内旋と外旋になります。

 

 

空手の型、三戦やナイファンチでは

前と後のクワを閉じて三戦では強力に

大腿骨も内旋させて身体を最大限に締めます。

 

以前は陳式太極拳の流れから前のクワを開いて

三戦やナイファンチを行っていました。

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(前のクワを開いています)

 

最近では前のクワを閉じて三戦やナイファンチを

行っています。

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(前のクワを閉じています)

 

 

写真ではあまり分かり辛いですが

クワを開いていると身体がフワッとしていて

クワを閉じていると閉まっています。

 

 

以前は脱力をメインに考えていましたが

最近では力を使うと言う事の必要性を感じています。

 

皆様は

『柔よく剛を制す』と言う言葉を

聞いたところがあると思いますが

『剛よく柔を断つ』と言う言葉もあります。

武術的には何方も大切で自分に足りない事として

力の出し方を研究しています。

 

それにはまず三戦やナイファンチの

前クワを閉じる方法で力を集約させる鍛錬を

行いながら身体の中の道を作っています。

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私のライフワークのひとつでもある

ライミングでも

 

前のクワが開き後ろのクワが閉じる方は

正体クライマーで多いと思われ 

 

前のクワが閉まり後ろのクワが開くのは

側体クライマー

 

前のクワが閉まり後ろのクワが閉まるのは

体幹クライマーで足を閉じるか開いても

股関節は割難いと考えます。

 

以上はあくまでも私の考察です。

 

如何ですか?

 

クワを閉じる

 

詳しいクワの閉じ方

股関節の治療が必要な方々はお気軽に治療院まで

ご連絡下さい。

 

 

『股関節屈曲・伸展角度の違い による股関節回旋筋力の変化』

https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/41/2/41_KJ00009352619/_pdf

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

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