chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその174『手を引くから腰が引ける手を出すから腰が出る』手を使う事で腰が誘導され身体のポジションを調整します.手を使う事で体幹トレーニングにもなりますので高齢者の方々、身体のバランスを整えたい方にもオススメです‼︎

今回のテーマは

手を引くから腰が引ける手を出すから腰が出る

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少し前にWBCでヌートバー選手の

ペッパーミルポーズが流行りましたね。

あれは一方の手を回してもう一方を反対側に回す

シンプルなアクションですが

雑巾を絞る様な動作で以外と体幹が使われます。

 

 

腕を使うと体幹が使われる⁈その事を

自身の体癖から考察したお話しになります。

 

空手の構えに半身があり私はサウスポーですから

右手が前で左手が後ろの斜め45°に構えます。

当たり前ですが前に出ている右側は腰が前に出て

左側は引けているので腰も後ろに側に下がります。

 

この半身の姿勢と同じ様に鍼を打つ姿勢も

右手が押手と言ってツボを探し

患者様の身体のポイントを探りながら

鍼や鍼管を支える手を作ります。

 

左手が刺手と言って鍼を持って

身体に刺し入れて行き捻ったり

上下させる手技を行う手にとなり

此方側は少し懐が深くなる場合があります。

 

私は左利きですので上記の通りになりますが

右利きの方は逆になります。

 

鍼を打つ姿勢も本来は站燈の様に揃えて

身体の正面で行うのが理想ですが

 

(站燈は過去のBlogに載っていますので

ご興味がおありでしたらご覧下さい)

 

身体の角度に合わせて刺入していくと

身体をハスに構える半身の方が

やはりやりやすいので

これまた空手の構えの様に

サウスポースタイルの半身になっています。

 

そこで身体の正面に体軸を戻すために今回のテーマ

手を使います。

空手の構えも鍼を打つ姿勢も

右手が重要になり身体の前に出す事で

右の腰が前に出て左の腰は

少し引けた形になりますから

 

逆の動作で左手を前に出して行きます。

そうすると左の腰も前に出て来ますので

程良く調整が出来ます。

 

大抵の右効きの方は私の身体の使い方と

逆になりますので私の場合は

左手を前に出しましたが右効きの方の場合は

左手を前に出す事で腰の位置を調整出来ます。

 

手に身体を誘導して貰うと身体が付いて来る面白い実験になりますから皆様もやってみられて下さい。

 

此方は解放性の運動連鎖になりまして

体幹主導か末端主導かの違いで

今回は末端主導でお伝えしました。

手が動く事で身体が付いて来るパターンです。

 

 

 

これはスワイショウの様に腰の振りで

上体や手を動かす訳では無く

手に腰が付いて来る様に身体を動かして下さい。

因みに前回のBlogはスワイショウの動きに近いです。

 

如何ですか?

 

手を引けるから腰が引ける手を出すから腰が出る

 

詳しいやり方や腰や手の施術が必要な方々はお気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

 

今回に使ったイラストはWBCで流行った

ペッパーミルポーズで手で回す訳ですが

手の動きは体幹筋も使い高齢者でよく言われる

ペットボトルのフタが開けられ無い等は

握力もそうですが体幹筋も弱化が考えられます。

下記の妙録に手を使う事で体幹が強化される事が

書いてありります。手を使い体幹を鍛えましょう‼︎

 

 

上肢ペダリング運動がコアスタビリティトレーニングとして有効であり,歩行能力に影響を与えるか

https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2013/0/2013_1257/_article/-char/ja/

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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