今回のテーマは
ある一部分が固定された状態で身体を動かす方法
睡眠中に夢の中で空手の型を行い身体が
動かないなと思って目が覚めました。
皆様もよくありませんか⁈
夢の中で思う様に身体が動かない事が(笑)
そして
夢から目が覚めてベッドに寝たまま
上半身を動かすと
身体の後ろ側はマットで背中の動きが制約され
下半身や腰の中の連動が自然と出て来ました。
打撃を打つ時に背中に壁があって壁を
押しながら身体が後ろに行かない様に
保つと言いますが
壁が無い場合は身体の周りには空間があり
自由に動ける反面に制約がありませんから
限られた環境での動きに対応し難い
傾向になります。
限られた環境とは⁈
護身術で考えると
咄嗟に手を掴まれたり身体を拘束されたり
背中に壁があって動きを封じ込められた状態から
身体操作を行う為に
その環境に似せて練習します。
それには
身体に制限をかけたりルールを作って
動ける状態にする必要があります。
型の中で予備動作をしないとか
身体の中で動かす等の工夫が必要です。
予備動作とは⁈
これから動く事を見ている人に
悟られて動きを予測させる動作の事で
反動を付けたり動きの癖を言います。
身体の中を使うとは中心軸を意識して
中心軸とは⁈
背骨の辺りに身体を貫く真っ直ぐな
棒があると仮定してそれを中心軸として
そこを動作の出発点にしますから
身体の中を動かそうとするので
外側はあまり動きを感じられずに
周りに動きを予測され難く
身体の外側を拘束されても
中心を動かす事で動作を作り出せます。
今回の夢で型をやった後に
ベッドに寝た状態で背面が
動かない状況から左右に技を出す動きを
行った際にこの中心軸がとても意識出来ました。
皆様も壁やベッドに背中を付けた状態から
仮面ライダーの変身のポーズをやってみられて
下さい。
背中が固定されていると身体の色々な所を
動かそうとする事が分かります。
これは身体が拘束されたり腕を掴まれたり
した状況でも同じで動かない部分もありますが
それ以外は動かす事は出来ます。
この場合は背中ですが
動かないと思い込んでいるだけで
以外と対応出来ますので発想の転換や
身体の使い方のヒントになりましたら幸いです。
如何ですか⁈
ある一部分が固定されている所で身体を動かす方法
詳しいやり方や固い所を動きやすい様にする施術が
必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。
(軸の事に少し触れている考察です)
https://core.ac.uk/download/pdf/147578938.pdf
治療院KAZU
院長 中井一欽
03-5742-1414
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