chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその175『站燈巧の腕の形を活かす』鍼灸施術に取り入れながら肩や首と背中を楽に使います。一般の方や施術家の方々にもオススメです‼︎

今回のテーマは

站燈巧の腕の形を活かす

 

站燈巧とは身体の姿勢を意識して

ひたすらに立ち続ける稽古で

シンプルですが奥が深いです。

その時の腕の形を今回は利用して

腰や身体作りをする内容になります。

 

 

前回は腕に腰が誘導される投稿を致しまして

その中で鍼を打つ際に半身で施術していると

お話しました。

 

今回は鍼を打つ時に半身から

站燈巧の要領で腕を大木に抱き付く様にして

身体の前で円形を作るやり方を解説致します。

鍼の施術だけで無く一般の方の身体使いにも

有効ですのでお付き合い下さい。

 

站燈巧の大木に抱き付く腕の形とは⁈

 

肩の力を抜いて胸を緩め肩甲骨から

腕が張り出しているように構えます。

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鍼の施術をする場合は

なるべく手の力を抜いて楽に鍼を刺入します。

 

一般の方も手の力はなるべく抜いて下さい。

 

この姿勢で鍼を打つと施術者の

肩や首の力が抜け患者様に

柔らかい刺入感で受けて頂けます。

 

そして

知らずに腹圧が掛かり体幹に力が籠り

お腹周りが鍛えられると思いますし

 

一般の方もこの姿勢で腕を使うと

上半身が緩み腰周りが鍛えられると思います。

 

私が鍼を打つ時は

先ず自信の肩甲骨を意識して

腕を使っています。

そこから少しずつお腹周りに

意識を下げて背部の命門と言ツボ

命門は腰椎2番3番の間にあり

そこで

上半身を支える様に行っています。

 

その感覚を作るために站燈巧で

立つ稽古をするのですが

分かり難い方は壁に背中を付けて

肩甲骨が壁に触れて動く感覚から

意識を高められると宜しいかと思います。

試しに背中を壁に付けて腕を動かすと

肩甲骨が動くのが分かります。

 

肩甲骨から命門に持って行く感覚は

また次回以降にでも解説出来ればと思います。

 

站燈巧はただ立つ事で身体を鍛えますが

常に行っている動きに取り入れて行くと

色々と発見があります。

 

身体の肢位を解説しますと

肩甲骨外転・下制・上腕骨内転・前腕やや内転・

指外転になります。

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前回は具体的な鍛錬方法は

お伝えしませんでしたので今回は

日常で行って頂くためにコツの様な事を

ご紹介出来ればと思います。

 

先ず腕を作るコツとして

身体の使い方をご紹介致します。

 

最初に腕の脱力から

身体を前に倒してお辞儀をします。

その時に一般的には手は身体の横にありますが

手の力を抜いていると前に腕が垂れ下がります。

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その腕の力を抜いた状態から

身体をお越して真っ直ぐに立ちます。

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ダラリとした腕をなるべく肩を上げずに肘を上げ

身体の前で大木に抱き付く様に腕を丸く構えます。

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肩を下げながら肩甲骨を開き胸を緩めて

腰椎を後弯させて

肘は下にしながら横に張り出し

指は開きます。

肩甲骨から腕が伸びている感じで

背中から丸く上腕・肘・前腕・手掌を保ちます。

 

腕が作れると腰椎が後弯して腹圧がかかり

腰で支える形が出来上がります。

 

先ずは上半身から意識して下さい。

 

その身体の形を覚えておいて

私は鍼を打つ時に使っています。

 

出来れば手の形と身体の状態を

キープ出来る様にされて日常に生かして下さい。

 

如何ですか⁈

站燈巧の腕の形を生かす

 

詳しい腕の形や

腕の治療が必要な方々はお気軽に

治療院までお問い合わせ下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

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