chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズ172身体のラインを揃えるWBCの選手や優秀なアスリートに共通する身体の使い方とは⁈

今回のテーマは

身体のラインを揃える

WBCの選手を見ていて思ったのが

優秀なアスリートは身体のラインが揃っていると。

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身体のラインが揃うとは下肢から上肢までの

体幹を含めた身体の繋がりが見えると言う事です。

 

更に

身体のラインが揃うとは⁈

重力に拮抗しながらバランスを整えて

運動のエネルギーを効率よく

伝達して出力すると言う事です。

 

身体のラインを揃えるためには

骨の繋がりと筋の適度な張力を逃がさずに

身体のバランスが纏まると

人の立ち振る舞いがピタリと決まります。

 

そして

格闘技の世界において

ボクシングではインパクトの瞬間に

身体の各パーツが締まりパンチを打ち

 

空手や武術では技を出して

当たった瞬間に重心を移動させたり

 

八極拳では全身を一つの塊にして体当たりする等

打撃の伝い方を各々が工夫してます。

 

ライミングでは身体をフワと浮かして

壁に入り手から足まで身体全体が繋がり

とても重力を感じさせない動きを行います。

 

武術では身体や技の重さを重視して

 

 

ライミングでは身体を軽く浮かせながら

動く事を重視します。

 

 

双方では対照的なキーワードを大切にしていますが

重力に拮抗しながら身体や

力の方向を揃える意味では同じだと思います。

 

そのために

何方にも言えるのは今回のテーマ

身体のラインを揃える事です。

身体を重く使うのも軽く使うのも身体を繋げて

目的に合った用法を行なっているだけです。

 

武術では足の裏から強く踏んだ力と自分の体重を

乗せてインパクトに集約させて力を出します。

 

ライミングでは

保持感の悪いホールドと細かいフットスタンスを

押したり引いたりする事で高い質力を出します。

 

話しが複雑になりましたからクライミング

武術はまた個別に投稿しますが

シンプルにまとめますと

 

武術でもクライミングでも上手く技やムーブが

決まっている時は

身体が相手や岩にピタッとハマっていて

それには身体のラインを繋ぐ必要があると思います。

 

私がWBCの選手を見て感じた身体のラインは

力の繋がりだと思い色々と述べてみました。

 

それらを理論的に科学的にもう少し考察しますと

重心,床反力,関節モーメント,パワー

の影響で運動を行います。

大地を押す力がいわゆる床反力になり

重心が動き

パワーを出すためにスピードや関節の角度と筋肉が必要となります。

関節モーメントとは筋の張力により

関節を回転させる外部関節モーメントと

内部関節モーメントがあり

その力が拮抗して重力で加わる床反力から

身体を倒れ無い様に保つ力になります。

 

それらが合わさって動作が行われています。

 

鍼灸の経絡も関節モーメントに似ているかも⁈

等と最近では考えていますが私の想像なので

これにはもう少し洞察を深めます。

 

 

今回は私の感想と少しの考察となりましたが

如何ですか?

身体のラインを揃える

 

では何をすればと思う方々に

自身の鍛錬で身体のラインを揃えるために

行っているのは站燈巧と言う立つ稽古と

そのラインをなるべく崩さない様に動く練功です。

 

站燈巧で行う立禅は過去の投稿で上げていますから宜しければ其方をご覧下さい。

 

それでは皆様

詳しい身体のラインの揃え方や

身体のアライメント調整が必要な方々は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

身体運動のバイオメカニクス

https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282679620198400

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

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