今回のテーマは
『足の裏の感覚』
最近トレーニングをしていて気付いた事ですが
クッション性の高い靴ではギャップがある大地では足裏の感覚を阻害する事です。
室内のトレーニングで
大地が平面で整地がされている環境では
靴のクッション性が威力を発揮しますが
デコボコした地面では逆に不安定に感じます。
私が平素履いている足半は指と踵が出ていますが
足の感覚が活かせ
鎌倉時代の武士は好んで履き
足場の悪い大地での合戦には功を奏したそうです。
実際に足場の悪い環境で足半を履いて戦った事はありませんが
(下記は足半の解説です)
https://kotobank.jp/word/足半-25299
武術を稽古する時は裸足で行うので足裏の感覚が
活かせてそれを自然だと感じていました。
私は外でトレーニングをする時にあえて足場が悪い環境で足運びの練功を行いながら足裏の感覚を鍛えています。
足裏には『メカノレセプター』と言う感覚受容体があり姿勢調整に影響してその情報は脳に送られています。
その様な意味合いでは
足の裏の感覚が鍛えられると脳も鍛えられるそうで
ちょっと強引ですが
足半を履くと頭が良くなると言われるのはその理由からでしょうか⁈
(下記はメカノレセプターの論文です)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jje/53/Supplement1/53_S138/_pdf
子供においても、発達障害児は『感覚探究』と言う行動があり着座で落ち着きの無い子は足底や座面に人工芝を引き刺激を加えて集中力を上げています。
(以下論文です)
http://www2.am.nagasaki-u.ac.jp/ot/homepage/pdf/a3.pdf
如何ですか⁈
大人も子供も
足裏の感覚を高める為には少し足場の悪い何処を歩いてみたり(転んだり捻挫しない様に気を付けながら)
芝生の上に裸足で立ったりして下さい。
(その後は、足裏を綺麗にして下さいね)
そうしましたら少し意識が高まると思いますよ。
如何ですか⁈
『足の裏の感覚』
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治療院KAZU
院長 中井一欽
03-5742-1414