chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方seriesその36『肘を下げる』身体の歪み肩が上がる等クライマーさん・武術家さん・一般の方にもオススメ!!シンプルですが効果的です。

今回のテーマは『肘を下げる』事で

身体の傾きを調整する

 

御自身のお身体で

左右の重心が乗り難い等は御座いませんか⁈

 

それは身体の軸が傾いている事が原因でもあります。

 

真っ直ぐに立っつているつもりでも

写真を撮ると身体が傾いたり

どちらかの肩が上がっていたりする事はありませんか⁈

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(左に傾いて右の肩が上がってますね)

 

上がっている方の

肘を

身体に近づけながら下げて下さい。

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そうすると身体の傾きが修正出来ます。

 

少しオーバーに行っているので逆に上がっていた方が下がってますが

最初はやや大袈裟気味にやりながら

少しずつ身体の傾きを修正して下さい。

 

如何ですか⁈

今回は簡単ですね!

 

身体の傾きは、肩凝りや腰痛

スポーツのパフォーマンス低下等

様々な事を引きお起こします。

 

クライマーでは

弱い方の引き手を強くする為に肘を下げたり

 

武術家では

重心の乗り難い方を肘を下げる事で改善したり

 

一般の方では

身体の傾き肩上がり・肩凝り・腰痛の予防にも

オススメです。

 

如何ですか⁈

『肘を下げて』身体の傾きを修正する。

 

肘を下げる詳しいやり方や

身体の歪みの治療が必要な方々は

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

http://kazu-1414.com/course.htm

 

 

身体の使い方seriesその35『股関節を開くお話し』骨盤の操作性が上がります。クライマーさん・武術家さん・一般の方々にもオススメです!!肩凝り・腰痛予防・股関節に疾患のある方にも効果的です。

今回のテーマは『股関節を開く』

 

今までの私の感覚では股関節を開く動きは

鼠蹊部を伸ばしていましたが

 

新しい感覚の股関節を開く動きは

骨盤を後傾しながら脛骨の内側を意識して

大腿骨を外旋させます。

 

鼠蹊部を伸ばす動きは丹田を相手の下に入れて重心を取りやすいですが

上体が後ろに行き腰滑りになやすいです。

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一方で

骨盤を後傾しながら大腿骨を外旋する動きは

股関節の緻密結合性が上がり

前鋸筋が作用しやすくなり

 

骨盤と肩甲骨の一体感が出て

力が逃げません。

 

ふとももを外側に回しながら股関節を開き

膝から下の内側のラインを意識しましょう。

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如何でしたか⁈

股関節を開くお話し。

 

クライマーでは

肩が胸郭と一体化し股関節の力が逃げずに足が踏め体幹の安定感が上がります。

 

武術家では

突きや蹴りを出した時に関節から力が逃げずに相手に伝わります。

 

一般の方では

肩甲骨が体幹に固定され肩が上がり難くなり

肩凝り予防や

骨盤が後傾するので腰椎が前弯せず

腰痛予防になります。

 

股関節に疾患がある方は骨盤を前傾にして大腿骨骨頭の被覆率を上げますが

腰に負担がかかります。

 

健康な状態でもそうでなくても

骨盤を後傾した状態で

腰椎の前弯を無くす様に背中を張れば

腰痛にもならずに股関節の緻密結合性は上がりますよ。

背中の話しはまた違う機会に書きたいと思います。

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股関節を開くお話しや肩甲骨・骨盤周囲の

治療が必要な方々はお気軽にお問い合わせ下さい。

 

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院長 中井一欽

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身体の使い方seriesその34『肩を抜くために鎖骨を使う』クライマー・武術家・一般の方々・肩を痛めたり40肩50肩の方々にもオススメです!!アダム・オンドラもやっているかもしれません⁈

今回のテーマは『肩を抜く』

そのやり方の一つとして鎖骨で考察します。

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武術や剣術では

肩をいからせる事はナンセンスと言われていて

その為に肩を下げます。

 

一般的には、なで肩の様に見えますが

肩の力を抜くためには大切です。

 

肩を下げるには

肩甲骨と鎖骨を下げなければなりません。

実質的に肩の関節は肩甲上腕関節ですが

肩を下げるには

肩甲胸郭関節と胸鎖関節を使います。

 

肩甲骨は胸郭に乗っかっているだけで

実際は胸鎖関節だけで繋がっています。

 

1つ面白い例ですが

首長族の方々は首が伸びている様に見えますが

肩が下がっているので

首が伸びている様に見えます。

 

トップクライマーのアダム・オンドラも

首が長い様に見えますが肩を下げる事によって

そう見えるのかもしれません。

 

彼は壁に身体を近づけるムーブや

股関節の可動域の高さ等は

『肩の抜き』にも関係すると思います。

 

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(首長族の方と一緒に何故かマツコさんの様なイラストも…)

 

クライマーでは

肩を入れ過ぎると

インナーを痛めたり

可動域が狭くなったり

 

一般の方では

ローテーターカフを痛めた

40肩50肩の方々は

通常の

僧帽筋・棘上筋・三角筋

肩甲上腕型リズムが破綻して

肩を下げて脇を締めないと

手が上がりません。

 

 

肩を上げずに

肩甲骨と鎖骨を下げて

『肩を抜く』事をオススメします。

 

勿論、武術家の方々にも

言わずもがですが

肩甲骨だけでは無く鎖骨も意識される事をオススメ致します。

 

如何でしたか⁈

『肩を抜く』為に鎖骨を下げる

 

肩甲骨と鎖骨の下げ方や

肩周りの治療が必要な方は

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

(よくわかる首・肩関節の動きのしくみ・肩関節拘縮の評価と運動療法イラスト引用)

 

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院長 中井一欽

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身体の使い方seriesその33『身体の軸を面で考える』面を経絡的に解説。クライマー・武術家・一般の方々にも身体の使い方が変わり三次元的な考察です!!

今回のテーマは『身体の軸を面で考える』

 

解剖学的に面は3つあり

 

『矢状面』は身体の真ん中 任脈のラインにあたり

 

『前額面』は身体の横のライン 担経にあたります。

 

経絡は体表のエネルギーラインですが

面では身体の内部『奥行』の部分にも

考察が出来て三次元的な見方です。

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任脈の面を得意とする動作は

矢状面に身体を入れて行く動きです。

 

武術家では

矢状面を中心とした身体を割ったを動きを

得意とします。

 

 

クライマーでは

壁に対して矢状面を使ってキョン

側体を得意とします。

 

一般の方では

身体を前後に動かす重心移動が見受けられ

同側を使うナンバ動きが得意です。

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(赤い部分が重心位置で任脈のラインに身体を入れて行きます)

 

胆経の面を得意とする動きは

 

武術家では

身体を捻らずに左右の前額面での重心移動で

技を使い身体を面で被せる様に戦います。

 

クライマーでは

正体を得意とした身体を捻らずに左右の手足を対角線や同側でムーブを起こします。

 

一般の方は

身体を左右に揺らしながら重心移動を行います。

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(ピンク色の面・担経のラインを使います)

 

如何でしたか?

今回は身体の面で身体動作を考えてみました。

矢状面を任脈

前額面を胆経に見立て

考察です。

 

任脈・胆経

矢状面・前額面の詳しい説明や

三次元的考察

経絡の流れ整える治療が必要な方々は

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

(肩関節拘縮の評価と運動療法・筋骨格筋系のキネシオロジーイラスト引用)

 

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今回は『カチトレ』のお話し定番のオープンandクローズについてBeastmakerを使ったトレーニングを私なりの身体の感覚で考察致します。クライマーは勿論ですが武術家・一般の方々にもオススメです!!

今回はフィンガーボードのトレーニングについて書きたいと思います。

 

指トレの基本とも言える『オープン&クローズ』カチを鍛えるトレーニングでも定番ですが

 

私は最近オープンで鍛えていて

Beastmaker・Micros(ビーストメーカーマイクロス)

6㎜に少しぶら下がれる様になり

カチも握り込まずに引ける様になって来ました。

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(6㎜横から見ると薄いですね)

 

先日、いつもお世話になっているボルダリングジム『品川ロッキー』さんで

カチトレの話しを常連さんとプロクライマーの方と話していて

 

先程の『オープン&クローズ』の話しになりました。

 

久々にやってみると、これが中々良くて

オープンだけで最近はトレーニングしていたので新鮮でした。

 

では本題ですが

私が気付いた感覚で少し解説致します。

 

先ずオープンでぶら下がった時は

尺骨側に意識が行き

(尺骨は前腕にある小指側の骨です)

広背筋にテンションがかかり

背骨サイドの腸腰筋が引かれる感じがします。

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次にカチると

親指を締めて橈骨側から

(橈骨は前腕の親指側の骨です)

前鋸筋 腸骨筋が締まり骨盤が内側に引かれ

骨盤と肩甲骨が連動して

空手で言う三戦立ちの様な感じになります。

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私は8㎜が限界なので

6㎜でオープン&クローズが出来る様にしたいですね。

 

Beastmaker.Micros10㎜でキツイ方は

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(左から10㎜・8㎜・6㎜になります)

 

Beastmaker2000の両端の下にある部分を使うのがオススメだそうです。

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(もう少し握り込んだ方が良いですね、、)

 

皆様も是非頑張ってカチ力を上げて下さい。

私も精進します。

 

武術家の方は

器具や物を使って末端から全身の変容に

指先の意識も大切です。

 

一般の方では

指先を鍛えると満員電車で吊革を掴めなくても少しの隙間をカチれます。

 

今回はクライマーに特化した指トレの

お話しでしたが

色々と応用は効きますので是非お試し下さい。

 

 

カチのやり方や

指や肘、クライミング障害の治療は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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身体の使い方seriesその32『骨盤の上に広背筋を乗せる』身体が分離せずに足の力が使えます。クライマー・武術家・一般の方々にもオススメです!!

今回のテーマは『骨盤の上に広背筋を乗せる』

 

空手の選手の頃は丹田を前に出して

腰を下から持ち上げ

相手の重心の下に入る事を意識していたので

下の様な構えになります。

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最近では相手と戦うと言うより

活法としての使い方で

身体が変化を及ぼし形が少し変わりました。

 

ます骨盤の上に広背筋を乗せます。

骨盤を後傾させながら背中を繋いでい行くと

上半身が脱力して

腕が背中から使えます。

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実際には

骨格上 個々のパーツが単体で動く事は無いですが

骨盤と広背筋を繋いでいくとより緻密な連動が生まれます。

 

いわゆる体幹を鍛えるでは無く

上半身と下半身が繋がり力が逃げずに使えます。

 

歩く時や運動する時などに意識してみて下さい。

 

 

クライマーでは

足からの力をホールドに上手く伝えられて

 

武術家では

足からの力を拳に伝えられ

 

一般の方では

腰痛や肩凝り予防になります。

 

如何でしょうか⁈

 

骨盤に広背筋を乗せる

 

なかなか難しいかもしれませんが

試してみる価値はあります。

是非、取り入れて下さい。

 

骨盤に広背筋を乗せる感覚の質問や

広背筋・骨盤の治療が必要な方々は

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

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院長 中井一欽

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経絡を繋げるseriesその2『脇腹と背中を伸ばす』膀胱経と胆経の虚を取ります。クライマー・武術家・一般の方々にもオススメです!!

今回のテーマは

『右の脇腹と背中を伸ばす』

それを

経絡的な観点から解説致します。

 

以前に

膀胱経を繋ぐで

ハムストリングを意識すると書きました。

 

(以下が膀胱経とハムストリングスのブログです)

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2019/09/09/%E7%B5%8C%E7%B5%A1%E3%82%92%E7%B9%8B%E3%81%92%E3%82%8Bseries%E3%81%9D%E3%81%AE1%E3%80%8E%E8%86%80%E8%83%B1%E7%B5%8C%E3%82%92%E6%84%8F%E8%AD%98%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8F%E8%99%9A%E3%82%92%E6%8E%A2

今回も経絡的に考察したいと思います。

 

身体の使い方series30の『右足に乗る』に

出て来た脇腹と背中を緩める感じを

分かり辛い方もいらっしゃると思いますので

経絡的に解説致します。

(以下が右足に乗るのブログです)

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2019/09/23/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9series%E3%81%9D%E3%81%AE30%E3%80%8E%E5%8F%B3%E8%B6%B3%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%82%8B%E3%80%8F%E7%BF%92%E6%85%A3%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%A7%8B%E3%81%88

 

右の足に重心が乗りにくい原因を

身体を通じて探している時に

右の腰と脇腹が『引けている』と書きました。

 

皆さまも

身体がピッタリと来ない

その様な感覚がおありの方も

いらっしゃると思いますので

 

対処法として

右の腰と脇腹は

経絡で言うと膀胱経と胆経のラインです。

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『引けている』と言うのは

筋肉を屈曲させているので身体がいつき

経絡的に『虚の状態』になります。

 

解決策とすれば右の脇腹と腰を伸ばしたり

張ったりします。

 

張ると言うのは

イメージとすれば膨らませる感じです。

 

身体を反らせると背面の筋肉が収縮して緊張が高くなり

エネルギーの流れ滞ります。

 

一瞬の緊張は良いのですが

背中側の筋肉は抗重力筋なので

重力を受け続ける間は絶え間無く緊張します。

 

必要以上に緊張させると疲れてきて

筋肉が虚して来ます。

 

身体の背面に緊張が強い部分は伸ばすか張って余分な収縮を防いで下さい。

 

如何でしたか⁈

身体の屈曲を見つけて『虚』を防ぐやり方

 

虚の見立て

身体の背面や脇腹の治療が必要な方は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

(臨床経絡図 木下晴都著 イラスト引用)

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

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