chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方seriesその31『正中線』を意識する。経絡的には任脈にあたります。身体の軸を意識するのに最適です。クライマー・武術家・一般の方々にもオススメです!!

今回のテーマは『正中線に身体を合わせる』

 

武術や

ライミングでも

 

構えた時や

壁に入った時に

 

ピタッと決まったり体幹が伸びたりする

瞬間があります。

 

その時は身体の軸『正中線』が

崩れすに決まっている時です。

(以下が正中線のブログです)

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2019/03/11/%E4%BB%99%E8%85%B8%E9%96%A2%E7%AF%80%E3%82%92%E3%81%97%E3%82%81%E3%82%8B%E5%8B%95%E3%81%8D%E3%82%92%E3%81%94%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E8%87%B4%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82%E3%82%AF%E3%83%A9

 

 

身体は動くと関節がある分

バラバラに動きます。

 

余裕がある時はそれでも大丈夫ですが

 

相手からのプレッシャーがかかった時や

悪いホールドを持って壁に入った時は

 

正中線が揃っています。

 

 

正中線を経絡的に考えると

『任脈』になります。

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プレッシャーを受けながら動き

ムーブを起こす時も

『任脈』を崩さずに動きます。

 

一般の方々も

平素も身体の任脈を意識していると

動き易くなりますよ。

 

是非お試し下さい。

 

『任脈』の位置が詳しく知りたい方や

身体の軸を整えたい方々は

施術がオススメですので

 

お気軽に当院までお問い合わせ下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

http://www.kazu-1414.com/course.htm

身体の使い方seriesその30『右足に乗る』習慣的な構えから解放する。自分の身体を観察して修正点を見つけましょう!!クライマー・武術家・一般の方々にもオススメです。

今回のテーマは『右足に乗る』

 

私の身体の感覚から

身体行動を紐解いて行きます。

 

空手をやっていた頃の習慣から

サウスポーに構えると

懐を深くして前足の蹴りを出し易くする為に

自然と左足に

重心をかける癖が私にはあります。

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その為、右足に重心を移動させる時に

乗り切らない事が多々あり

右足にエネルギーがないまま

技を使う事になりました。

 

意識的に重心を右にかけたり

右側の胸やお腹を緩める事で

右側の懐を深くして

右足に重心が移動し易くなり

 

(以下はお腹を緩めるブログです)

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2019/09/16/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9series%E3%81%9D%E3%81%AE29%E3%80%8E%E3%81%8A%E8%85%B9%E3%82%92%E7%B7%A9%E3%82%81%E3%82%8B%E3%80%8F%E4%BA%8B%E3%81%A7%E8%83%8C%E4%B8%AD%E3%82%92

 

右足は踵

左足は爪先に

重心をかけていたのが

 

両方とも踵に整いました。

 

クライマーでは引き手に左右差があったり

 

武術家では左右の技の違いがあったり

 

一般の方では

身体の歪みでTシャツの肩が下がったり等

 

人の身体には様々な癖があり

違和感を覚えたり

動かしている時にぎこちなさを

感じる方々も多いと思います。

 

それには必ず理由があり、修正する事でそれぞれがスムーズに繋がります。

 

身体の感覚に耳を傾けて紐解いて下さい。

きっと解決すると思います。

 

自分の身体にアプローチする方法や

お身体の治療が必要な方は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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身体の使い方seriesその29『お腹を緩める』事で背中を張るメリットを解説します。クライマー・武術家・一般の方々にもオススメです!!

今回のテーマは『お腹を緩める』

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お腹を緩めるとは

お腹を下す等では無く

筋肉の緊張を緩めて

背中側に力を伝えて行く行為です。

 

『胸含張背』でもお伝えしましたが

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2016/09/18/002702

(上記が胸含張背のブログです)

 

身体の前側を緩める行為で

胸だけでは身体の連動が足りないので

胸からお腹まで緩めると骨盤や下肢にも接続し易くなります。

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緩めると言っても身体を曲げて行って

腹筋をする様な姿勢や猫背と違ってて

お腹を緩める事で背中が広がる感じです。

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緩める部分もお腹だったり

脇腹だったり詰まりがある部分を

緩めて行きます。

 

抽象的な表現ですが

自分の身体を内観して探します。

 

如何でしたか⁈

お腹を緩めて背中を張るやり方

 

お腹を緩める方法

お腹や背中の治療が必要な方は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

(スポーツ障害理学療法ガイドイラスト引用)

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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経絡を繋げるseriesその1『膀胱経を意識する』虚を探して身体を整えましょう。クライマー・武術家・一般の方々にもオススメです!!

今回のテーマは『膀胱経を繋ぐ』です。

人間の身体には経絡と言うエネルギーラインがあり

その中の膀胱経は身体の背面 及び足から頭のまで纏い

気が巡っています。

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治療でも経を繋ぐとも言いますが

膀胱経は重力に沿って縦に配列されてるいます。

元々、経絡とは経は縦に絡は横に

身体中のエネルギーを繋ぐ道の様な物です。

 

私が武術のトレーニングをしていて

気が付いたのは

何時も左の腰に実を感じていて

 

最近

膀胱経の太ももの裏のラインが

抜けている事に気が付きました。

 

膝と股関節を緩めるあまりに

ハムストリングが上手く

使えてない状態でした。

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ハムストリングは大腿四頭筋の拮抗筋でもあり

お互いが等尺性収縮で働きます。

 

空手の選手の頃は疲れると

ギックリ背中をよくやりましたが

腰が実して

ハムストリングが

虚していたのかもしれません。

 

(虚はエネルギーの弱い所・実はエネルギーの強い所)

 

極真空手の大先輩でもあり

K1チャンピオンであった

アンディ・フグ氏が

デッドリフトやレッグプレス等の

パワー系のウェイトトレーニング

ハムストリングをガンガン鍛えていると

聞いた事がありました。

 

極真でもスピードとパワーがあり

K1では小柄ながらチャンピオンになったのは

身体の強さもあったと思います。

 

パワートレーニングの必要性を

説いている訳ではありませんが

自分の身体の中で弱い部分を変える

手段の1つかもしれません。

 

アンディの中でもハムストリングを鍛えて

経を繋げる⁈

そう言う意識があったのかもしれませんね!!

 

如何でしたか⁈

 

膀胱経を繋げていく意識。

私の中ではハムストリングの位置でしたが

 

クライマー・武術家・一般の方々も

ご自分の中でも虚を見つけて繋いで下さい。

 

各経絡の虚の見つけ方や

ハムストリングの治療が必要でしたら

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

http://www.kazu-1414.com/index.html

身体の使い方seriesその28『胸郭を上手く使う』骨盤や腰椎からの連動。クライマー・武術家・一般の方々にもオススメです!!

今回のテーマは『胸郭を上手く使う』です。

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胸郭を上手く使うには骨盤の支点が定まらないと動きません。

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先ずは骨盤を後傾させて

体幹から繋いで行きます。

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重要なのは胸郭と骨盤の間

腰椎のパーツですが

ここには筋肉と内臓はありますが

骨が周りを覆っていませんから

柔らかく使えます。

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上行性運動連鎖では

この辺りを骨盤から連動させる事が胸郭そして肩甲骨〜上肢に繋がります。

 

下行性運動連鎖では

下肢を使う場合も同じで

胸郭の抜きから腰椎〜骨盤そして下肢に到ります。

 

(以下が上行性と下行性の運動連鎖のブログです)

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2019/03/25/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%AE%E6%A9%9F%E8%83%BDseries%E3%81%9D%E3%81%AE1%E3%80%8E%E8%86%9D%E3%82%92%E3%81%97%E3%82%81%E3%82%8B%E3%80%8F%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%BC

 

その時に大切なのは下肢の使い方ですが

これはまた次回にします。

 

如何でしたか⁈

胸郭を上手く使う

身体は色々な部分を連動させるのが大切ですね。

 

クライマーでは

体幹を張る時に

 

武術家では

技を出す時に

 

一般の方では

腰痛・猫背防止に身体を柔らかく使えます。

 

体幹の使い方、胸郭・腰・骨盤の治療が必要な方はお気軽にお問い合わせ下さい。

 

(筋骨格筋系のキネシオロジー写真引用)

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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身体の使い方seriesその27 今回は大腿筋膜張筋を使った『円襠』の作り方。足の間のアーチ作りに最適です。クライマー・武術家は元より一般の方々にもオススメです!!

今回のテーマは『円襠』パート2

 

以前にも少し触れましたが大腿筋膜張筋を

緩める事を意識して

私なりの新しい感覚が生まれましたので

まとめてみます。

 

円襠は足の間をアーチ型にする事で

下半身の力が淀みなく上半身に伝えられる事と

下半身の安定性が増す事です。

 

以下が以前に書いた円襠のブログです。

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2016/11/02/183300

 

 

今までの私の感覚では内側にアーチを作る意識でしたが

 

大腿筋膜張筋に均等に張力を保ち立つ事で

自然と内側が締まりアーチが作れ

その上に上半身が乗る感じです。

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下から2番目が大腿筋膜張筋の作用で膝を曲げて内旋させると筋が働き

馬捗站椿で良く効くのが分かります。

 

 

空手の話しで恐縮ですが

私の場合は

構えがサウスポーで

懐を深く構えるため

右足の内側と左足の外側で

アーチを作ってました。

 

その為に左の腰を入れ辛い状態でしたが

アーチを大腿筋膜張筋に均等に作る事で

バランスが改善しました。

 

左右の大腿筋膜張筋の張力が同じで

いると

その足との間がアーチ型になりやすいです。

 

あくまでも身体を正面に向けた状態で

大腿筋膜張筋に均等に張力をかけ

アーチを意識するのが一番ですが

 

歩く時や様々な動きでも

身体の状態を維持すると

バランスが崩れにくいです。

 

クライマーだと

スメアリングが張りやすく

体幹の力が伝わりやすくなり

 

武術家ですと

相手の力を足元に流したり

足元から力を連動させやすくなります。

 

一般の方は

電車の揺れにも対応出来ますし

身体のバランスも良くなります。

 

他に様々な効果はありますが

とりあえずこれくらい迄で。

 

是非、日々の生活に取り入れて下さい。

 

如何でしたか⁈

大腿筋膜張筋を意識した『円襠』の作り方や

下半身の筋肉の使い方

治療が必要な方はお気軽にお問い合わせ下さい。

(筋肉バランストレーニングイラスト引用)

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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http://www.kazu-1414.com/index.html

 

握り方seriesその2クライミングにおける『保持力』のお話し。Landsmeer靭帯が働き自然に指がホールドにかかります。それに有頭骨のアーチを加えると最強の握りになります。クライマー必見・治療家も少し触れました。武術家・一般の方々・バネ指・腱鞘炎予防にもオススメです!!

今回は『手の保持力』のお話しを

私なりに考察して行きます。

 

ライミングにおけるアーチ

拇指球・小指球の運用。

 

ホールドに指をかける時の形状は

Landsmeer靭帯が働き自然に指がホールドにかかります。

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DIP(第一関節)を曲げるとPIP(第二関節)が効いてくると以前のブログで書きました。

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以下がPIP(第二関節)を曲げるブログです

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2017/05/15/%E6%8F%A1%E3%82%8A%E6%96%B9%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%9D%E3%81%AE1%E3%80%8E%E7%A9%BA%E6%89%8B%E3%80%8F%E3%81%AE%E4%B8%AD%E9%AB%98%E4%B8%80%E6%9C%AC%E6%8B%B3%E3%80%81%E6%89%8B

 

 

悪いホールドを第一関節で持つ時は

第二関節を15°くらい曲げると良いですね。

 

それに

手のアーチを加えると最強になります。

 

以下がアーチのブログです。

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2017/03/06/%E9%AA%A8%E6%A0%BC%E3%81%AE%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%9D%E3%81%AE1%E3%80%8E%E6%8C%87%E3%80%8F%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88

 

アーチを作るのには『有頭骨』が大切です。

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第二関節を15°に保ちアーチを作り有頭骨を効かせるには

手の拇指球と小指球が大切です。

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(左の赤丸が拇子球・右の赤丸が小指球)

 

ビーストメーカーにぶら下がる時や持ちにくいホールドを抑える時は

肩を入れると思いますが

 

指もかける時に少し拇指球と小指球を入れて行くと

PIPの角度や有頭骨を使った手のアーチが作りやすくなります。

 

イメージとしてはホールドに手をかけた時に

手首を入れて(曲げて)行く感じです。

 

補足ですが

マッサージや按摩をする時も

手首を柔らかく使う事は重要で

 

ライミングでも

ホールドを保持する時は

指の形は変えず

手首を柔らかく使う事で

アーチの形成と拇子球と小指球を近づけて行けます。

 

武術家の方々も

この手形にすると最強です。

 

 

一般の方も

握り込むよりこの形の方が腱鞘炎になりにくいです。

 

 

是非お試し下さい。

 

 

 

如何でしたか⁈

『拇指球』と『小指球』を使った

手の形のお話し

 

私なりの考察ですが

 

ご興味を持たれて詳しい説明や

 

手首・指などの治療が必要でしたら

 

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

(肘と手・手関節の痛み&筋骨格筋系のキネシオロジーイラスト引用)

 

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院長 中井一欽

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