今回はフィンガーボードのトレーニングについて書きたいと思います。
指トレの基本とも言える『オープン&クローズ』カチを鍛えるトレーニングでも定番ですが
私は最近オープンで鍛えていて
Beastmaker・Micros(ビーストメーカーマイクロス)
6㎜に少しぶら下がれる様になり
カチも握り込まずに引ける様になって来ました。
(6㎜横から見ると薄いですね)
先日、いつもお世話になっているボルダリングジム『品川ロッキー』さんで
カチトレの話しを常連さんとプロクライマーの方と話していて
先程の『オープン&クローズ』の話しになりました。
久々にやってみると、これが中々良くて
オープンだけで最近はトレーニングしていたので新鮮でした。
では本題ですが
私が気付いた感覚で少し解説致します。
先ずオープンでぶら下がった時は
尺骨側に意識が行き
(尺骨は前腕にある小指側の骨です)
広背筋にテンションがかかり
背骨サイドの腸腰筋が引かれる感じがします。
次にカチると
親指を締めて橈骨側から
(橈骨は前腕の親指側の骨です)
前鋸筋 腸骨筋が締まり骨盤が内側に引かれ
骨盤と肩甲骨が連動して
空手で言う三戦立ちの様な感じになります。
私は8㎜が限界なので
6㎜でオープン&クローズが出来る様にしたいですね。
Beastmaker.Micros10㎜でキツイ方は
(左から10㎜・8㎜・6㎜になります)
Beastmaker2000の両端の下にある部分を使うのがオススメだそうです。
(もう少し握り込んだ方が良いですね、、)
皆様も是非頑張ってカチ力を上げて下さい。
私も精進します。
武術家の方は
器具や物を使って末端から全身の変容に
指先の意識も大切です。
一般の方では
指先を鍛えると満員電車で吊革を掴めなくても少しの隙間をカチれます。
今回はクライマーに特化した指トレの
お話しでしたが
色々と応用は効きますので是非お試し下さい。
カチのやり方や
指や肘、クライミング障害の治療は
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治療院KAZU
院長 中井一欽
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