今回のテーマは
『右の脇腹と背中を伸ばす』
それを
経絡的な観点から解説致します。
以前に
膀胱経を繋ぐで
ハムストリングを意識すると書きました。
(以下が膀胱経とハムストリングスのブログです)
今回も経絡的に考察したいと思います。
身体の使い方series30の『右足に乗る』に
出て来た脇腹と背中を緩める感じを
分かり辛い方もいらっしゃると思いますので
経絡的に解説致します。
(以下が右足に乗るのブログです)
右の足に重心が乗りにくい原因を
身体を通じて探している時に
右の腰と脇腹が『引けている』と書きました。
皆さまも
身体がピッタリと来ない
その様な感覚がおありの方も
いらっしゃると思いますので
対処法として
右の腰と脇腹は
経絡で言うと膀胱経と胆経のラインです。
『引けている』と言うのは
筋肉を屈曲させているので身体がいつき
経絡的に『虚の状態』になります。
解決策とすれば右の脇腹と腰を伸ばしたり
張ったりします。
張ると言うのは
イメージとすれば膨らませる感じです。
身体を反らせると背面の筋肉が収縮して緊張が高くなり
エネルギーの流れ滞ります。
一瞬の緊張は良いのですが
背中側の筋肉は抗重力筋なので
重力を受け続ける間は絶え間無く緊張します。
必要以上に緊張させると疲れてきて
筋肉が虚して来ます。
身体の背面に緊張が強い部分は伸ばすか張って余分な収縮を防いで下さい。
如何でしたか⁈
身体の屈曲を見つけて『虚』を防ぐやり方
虚の見立て
身体の背面や脇腹の治療が必要な方は
お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。
(臨床経絡図 木下晴都著 イラスト引用)
治療院KAZU
院長 中井一欽
03-5742-1414