chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズ169『右の股関節を使う』側湾症の観点から脊柱のアライメントを考察‼︎身体の軸や中心に興味がある方はオススメです!

今回のテーマは

右の股関節を使う

 

今までは左の股関節が上手く使えていないと

思っていましたが実際には右の股関節が

機能しきれていませんでした。

 

武術的に股関節の使い方は円襠があり

股関節アーチ型にして医学的に骨盤輪と言う

腸骨の空間を円形で見る等骨盤や

股関節のバランスを謳っています。

 

私の身体の構造は動作を行う意味でも

何ら問題はありませんが

身体のバランスや力の伝達についてこだわると

少し気になる所があり何時も注意して

身体を観察しております。

 

最近、脊柱側湾症の方を施術していて気付いたのが

水平面での骨盤帯と肩甲帯の左右別方向への移動です。

例えば骨盤が左に位置し肩甲骨の部位が右にある等です。

側湾の場合は脊柱の変形が伴いますが

一般的に脊柱の変形無く身体の癖でその様に

なる場合があります。

 

私の場合も長年の空手の左半身の構えの関係から

上記の様な体癖があり

右足を前に出して左足が後ろになり

身体を45°左に回旋させます。

そうすると脊柱が右に回旋しながら

右の肩甲骨が前左の骨盤が後ろに移動します。

 

これは左半身ですと脊柱の位置は矢状面では

真っ直ぐですが前額面状は

肩甲体は右・骨盤体は左に移動した姿勢に

なり

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この様な状態です

 

 

それを修正するには

 

何時もはサウスポーに構えますが

オーソドックスに構えた時に何方と言えば

右側の股関節と骨盤に意識を送りながら左右を使う

 

その右側を使ったポジションを意識しながら

サウスポーに構えて右を使いながら左側の股関節を使うと少し背骨の位置や骨盤が右側に寄ります。

 

最近ではWBCで日本に帰って来た

ダルビッシュ選手が右投げですが

左投げもしてバランスを整えているのが

興味深いですね。

 

ダルビッシュ選手ではありませんが

 

その感覚が私が求めていた中心で

左体側の繋がる感覚でした。

 

骨盤の上に腹圧が均等に掛かるその位置こそ

真っ直ぐの気がします。

 

上手くまとめ切れませんが

身体の位置が左側に寄っていたのが

少し右側に移った状態で左が使えないと

思うあまり左側に引いていた形でした。

中心と言うのは難しいですね。

 

私が行っていたサウスポーの構えでは

矢状面で中心になりますが

私の考える中心は背骨と骨盤そして足が

力の伝達を左右上手く伝えられるポジションを

言っています。

 

肢位的には

左股関節内旋・右股関節外旋

腰椎右回旋 脊柱右側屈

左大腿外旋 脛骨内旋

右大腿内旋 腱盤外旋

 

身体を右に倒したに左足外側・右足内側の

重心の姿勢になり

 

常に右の腹斜筋が緊張して左側屈の

取りにくい状態で左の中臀筋が伸長性収縮で

疲労し左の股関節が内転して骨盤を左側に

水平移動した状態になります。

 

これを右の股関節に乗り骨盤を右に水平移動させ

右の股関節を内旋させて腰椎を左回旋させます。

そうすると左股関節が外旋して

 

左が乗れていないと思うあまりに逆が

お留守になっていた事に気付きました。

 

皆様も身体に違和感を感じている時は

逆側を意識してみられて下さい。

 

如何ですか?

右側の股関節を使う

 

詳しい股関節の使い方、股関節の治療が

必要な方々はお気軽に治療院まで

お問い合わせ下さい。

 

変形性股関節症患者における骨盤アライメントと股関節周囲筋の関連性の検討

https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282680551784448

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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