今回のテーマは
『身体と言うボディースーツを作り変える』
私も
武術やスポーツで身体の使い方を学びますが
ある程度、行うと体にはある種の形が
定着して来ます。
トレーニングで作り上げた身体の形で
プレーすると
動きが安定したり競技の結果が良かったり
する事があります。
その形を『ボディースーツ』に例えると
良くも悪くも定着すると形状記憶の様に形を覚えて一旦着てしまうと違う形にまた作り変えるには
時間が必要になります。
例えば野球のボディースーツを纏うと
野球をプレーする身体になり
野球のボディースーツから
サッカーのボディースーツに着替えるには
更に時間をかけて練習して形状を変えなければなりません。
これが一流のアスリートが他の競技でも
一流になれるかは別問題だと言う事かと思います。
ある程度、上達すれば形が出来てまたそれを超えたり違う動きに適応するには今までのボディースーツを脱いで
そこから新たに作り直す難しさが此処にありますね。
ここで『脱ぐ』と言う事は
今までの身体の動きの感覚から違う感覚に
切り替える事を指します。
改めてると
このボディースーツは作り上げる難しさと
同様に脱ぐのも難しいと言い事です。
当たり前ですが
普通の着衣を脱ぎ着する程には安易に出来ませんね。
やはり考えると仕方がありませんが
理想に向かう場合は
新しい動きや形に移行する時に
また身体を作り直して
ボディースーツを仕立て直す必要が出て来ます。
私は
なるべくなら早く着脱を出来る方法を模索しながら日々の鍛錬を続けていて
その方法を更新出来る様に練功を見つめ直しています。
また新しく情報が上がりましたらご報告致しますね。
今回は武術やスポーツにおける身体の感覚や
安定した状態を
『ボディースーツ』に見立てました。
ボディースーツには様々な感覚器の役割や
運動神経の発揮に繋がりると思います。
これには筋膜の役割にも深く関係していると
私は考えていて筋膜には多くの神経細胞を含みます。
アストロサイト
オリゴデンドロサイト
上衣細胞
に分類されこれらが神経細胞の間を結んでいて
ボディースーツを縫い上げ構成していると考えます。
その
筋膜について
神経細胞について
その様な事も色々と私なりにメスを入れて
何れは紐解いて行きたいと構想しております。
如何でしたか⁈
『身体と言うボディースーツを作り変える』
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治療院KAZU
院長 中井一欽