chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

クライミング研究所第26段『小指・薬指を鍛える』握りに大切なニ指を虫様筋と骨間筋の観点から考察致します。脇が開く方にオススメです‼︎最後に空手の拳についても触れております。

今回のテーマは

小指・薬指を鍛える

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ライミングにおける指の握りについて

私はオープンよりカチの方が得意でして

最近ではオープンも握れる様になって来ましたが

やはりここ一番の時はカチの方が安定して握れます。

 

ビーストメーカーにぶら下がっていて

気付いたのですが骨間筋の強さが

左より右の方が使えている感じがしました。

 

空手の選手の頃はあまり拳を握らずに

突きを出していて左の上からの

打ち落としストレートが得意な事から

肘が開き身体を右に倒す癖があります。

 

その事から懸垂やビーストメーカーのぶら下がりで

身体が左側が開き頭が右に倒れる傾向があります。

左手が左下方に引く傾向があり

それを修正する為に小指と薬指の握りを

強くして脇が開かない様にしております。

 

脇が開かないと言う事では

小指と薬指を握る事により

骨間筋と虫様筋そして

前腕の屈筋を収縮させる方が有利で

武術経験者の方におきましては

縦拳を意識して頂ければ理解しやすいかと思います。

 

脇が開くと言う状態は

前弯回内・上腕骨外転の状態で

私の打ち下ろしのストレートに近い状況になります。

 

それを防ぐには小指薬指の握りで

手首尺屈・前弯回外・上腕内転を目覚します。

 

指の筋肉は前腕を跨いで肘に付着しているので

前弯と上腕は固定し易くなり肘が開き難くなります。

 

そして小指と薬指は虫様筋が繋がっていますので

単独で動くより2本が連動する事が理想かと思います。

 

ちなみに中指と薬指も繋がっているので二本指で

ぶら下がるのは中指薬指派が多いのは理解出来ます。

 

上記の理由から肘が開く方は薬指と小指の握りを

意識する事もオススメします。

 

虫様筋と骨間筋に対しては

MP関節の伸展と屈筋の相互に関係しますので

詳しくは前回の投稿をご覧になって下さい。

 

 

小指と薬指を握るのは

空手でも基本を学ぶ際に

拳の作り方として言われていて

対象物に当てる部位は

中指と示指のMP関節になります。

 

その方が脇が締まり手の伸筋群が

使いやすくなるので理解出来ます。

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如何でしょうか?

小指薬指を鍛える

今回は骨間筋と虫様筋は浅指屈筋と深指屈筋の

補助的な役割ですが握りには関係しますので

興味深いですね。

 

詳しい小指薬指の鍛え方や指の治療が必要な方々は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

 

『柔道選手の握力に関す る研究 多種 目選手 との比較か ら』

https://www.jstage.jst.go.jp/article/budo1968/22/2/22_177/_pdf/-char/ja

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/course.htm