chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

クライミング研究所第30段『トライの集中力』コンディショニングや様々な調整方法・メリットのあると思われる方法をご提案させて頂きます。

今回のテーマは

 

トライの集中力

f:id:chiryouin111:20240617210606j:image

 

ライミングにおけるトライの集中力とは

どの様な事でしょうか?

 

ライミングでは決まったルートを登るのですが

その1つ一つを課題と言って

それに挑む事をトライと言います。

 

回りくどい様ですがそれが私の解釈で

其方の向き合い方を此方で述べたいと思い

トライの集中力としてテーマを選定しました。

 

トライとは試す事や挑戦する事で

集中力は物事にフォーカスする力で

力を中に集めると書きます。

 

やる事が決まったら脇目を振らずに

真っ直ぐに見つめながら試みる状態でしょうか⁈

 

楽しい事や面白い事は時間を忘れて没頭したり

苦もなくのめり込めると思います。

子供の頃はよく経験しましたね。

 

チクセントミハイが提唱するフロー(ゾーン)も

少し似ていてフローに入ると特殊な集中力が

持続すると言う状態です。

私も空手の試合で不思議な経験も色々としました。

時間がゆっくり動いている様な感覚や

痛みを除外する意識から無痛感が出たり。

 

実際フローか分かりませんが

その状態から解放されると直接打撃の試合後ですから

身体のダメージによる痛みや疲労感が強く出ました。

 

特殊な状況ではフローに入るメリットはありますが

その後の回復に時間がかかるので超集中力と言うより

私は自然な形で力を発揮出来るのが理想と思い

最近では空手の試合の様に特殊な状況はありませんが

ある意味いつでも安定してパフォーマンスを

発揮出来るコンディショニングに

注意しながら取り組んでいます。

 

集中力は体調にも影響して当たり前ですが

疲れているとパフォーマンスも落ちて

頑張る気力も下がりますので

 

よって集中力を保つには当たり前の様ですが

コンディショニングが大切と言う事になります。

 

 

その一環として

私の場合は睡眠不足も影響するので

寝る時間の確保と日々の疲れを取る意味では

ストレッチには時間をかけています。 

 

ストレッチには賛否があり

反対派の方もいらっしゃいますが

私の場合は身体が緩む方が

コンディションが上がるので行います。

 

睡眠時間は6〜7時間にしており

それを下回るとパフォーマンスが落ちるので

気を付けています。

 

それ以上睡眠時間を伸ばす事で

パフォーマンスを上げる試みはしておりませんが

今はパフォーマンスを下げ無い事に

意識を使っています。

 

大切なのは一定の頑張れる状態がベースにあり

ライミングにおけるトライの集中力の安定性が

保たれます。

 

後はベースとなる体力の問題になるので

筋力だったり持久力だったり

足りない選択肢があれば補いながら

体力ベースを整えます。

 

私の場合はマイナスを補う戦略です。

 

集中力(コンディショニング)

の次は実行の際の取り組みについて

 

登る際の戦略はイメージトレーニングとリズムです。

登りのイメージトレーニングを何度も行い

落ちた所や苦手なムーブも考えずに

出来ているイメージを脳に定着させます。

 

リズムは登り方の強弱です。

ライミングの課題は一手一手の強弱が違い

核心と言う難しいパートが出て来ます。

逆に一定の強度で刻まれる場合もあり

様々な変化があります。

 

それを登りながら一手一手考えていたら

難しい課題では完登率も下がる可能性が出て来るので

 

課題に取り付く前にムーブを考えながら

身体の強度を動きのイメージとして

全体のリズムを作ります。

 

課題のイメージとリズムが出来たら

何度も身体に覚え込ませて

成功や失敗を考えずに取り付きます。

 

細かい部分は登りながらアドリブで修正して

トライに失敗したら

成功するムーブのイメージを定着させて望みます。

 

空手の選手の頃は

自分を鼓舞したり気合いを入れたりしながら

試合に望みましたが最近では頑張り過ぎず

むしろ自然体で挑める様に気を付けています。

 

よってこれらを安定して行えるには

トライの集中力が保つ必要があり

コンディショニングの裏打ちからの

 

イメージとリズムと自然体で構成されて

それなりの戦略を立てながら

それなりに頑張りながら

無理せず自分の精神力を枯渇させない様に

集中力を高めています。

 

大切なのはコンディショニングを保ちながら

集中力を発揮させて精神力を枯渇させない事です。

 

如何ですか?

 

トライの集中力

私なりの見解ですが皆様のお取り組みの

ヒントになりましたら幸いです。

 

心や身体のケアやコンディショニングが

必要な方々はお気軽に

治療院までお問い合わせ下さい。

 

『いわゆる「ゾーン」における感性的体験に関する一見解』

https://www.jstage.jst.go.jp/article/transpersonal/13/1/13_10/_pdf/-char/ja

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/course.htm