今回のテーマは
肩の高さを揃える
肩の高さを変えずに揃える事でのメリットを
ご紹介致します。
前回お伝えしました
座位で横に手を伸ばすTRTがありますが
こちらも肩の高さを変えずに重心を横に移動する事で重心移動側は坐骨に体重が乗り反対側の体幹は
脊柱体幹筋が収縮します。
これと同じ様に歩行でも同じ事が言えます。
TRTは歩行を片足支持で安定させる為の方法でもあり
歩行時に片足支持で体幹が不安定にならない様に
この時に肩の高さを変えずに重心が移動出来ますと
片足支持側の臀筋が収縮して対側の体幹筋も収縮し
双方でバランスが取れて歩行時の
重心移動におきましても安定致します。
肩の高さを変えずに重心移動する。
簡単な様ですが重要なので皆様もやってみましょう!
先ずは足を肩幅くらいに開き両手を真横に広げます。
そして右足・左足の何方でも良いので
軸足となる足に体重を移動させて行きます。
そこから体重移動の傾きがシーソーの様に働き
手を伸ばして物を取るイメージで
重心を移動さた時に軸足と
反対の足が自然と上がります。
その時に肩の高さを変えずにバランスを保ちます。
軸足の臀筋と体側の体幹筋が収縮して
片足になった時の安定感が増します。
上げた足がよく引っ掛かる方や
片足のバランスが崩れやすい方々は
先ず足を上げる前に左右にしっかりと
重心が乗る感覚を手を広げて
左右に移動しながら覚えて頂き
自然と体重を掛けていない足が
フワッと浮く感じになる迄
続ける事をオススメ致します。
肩の高さを揃える意味は⁈
肩が上がると体幹筋が抜けやすいので
敢えて揃える事でお腹周りのインナーマッスルを
意識させながら重心移動を行えます。
これは高齢者の歩行の安定や
一般の方のバランス強化
アスリートの体幹筋の調整にも
役立つと思いますので
微妙な重心の移動ですが大切ですので
宜しければ皆様も取り組まれて下さい。
如何ですか?
肩の高さを揃える
詳しい肩の高さの揃え方、肩及び体幹筋の治療が
必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。
『片脚立位時の体幹筋活動と重心動揺との関係』
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390001204644084864
治療院KAZU
院長 中井一欽
03-5742-1414
https://kazu-1414.com