今回のテーマは
『腹を作る』
私自身の感覚でお伝えしますと
自分の身体に『虚』を感じる部分があります。
虚とは弱い部分にあたり
私の場合は左のお腹周りで
右は割と強く繋がっている感覚はあるのですが
左側は弱い感じがします。
今まではそれを補うため本来ならサウスポーに
構える所をオーソドックスの右構えに直すと
埋まる感じがありました。
考えてみるとサウスポーで構えている時には
前からの相手の圧力で身体が後ろに下がらない様に前足である右側を踏ん張っていました。
常に圧力を受けて耐える習慣があったので右の腹周りも強くなったのだと思います。
それをオーソドックスにすると前足で踏ん張る事から左のお腹も繋がって行く感覚が生まれるのだと
思います。
それを平素から身体を正面に向けた状態でも左のお腹を意識すると良い感じになりました。
単純に身体の傾きで作る事も可能ですが肋骨と腸骨を近寄らせる筋収縮になりかねないので
身体の中を膨らませて股関節・大腿・下腿・踵に
圧力を伝えて行きます。
最終的なチェックポイントは
『踵で地面を押せているか⁈』
です。
最近ではあまり見当たらなくなりましたが
目盛で動く体重計に乗りながら行うと分かりやすいですよ。
このやり方はドローインとは逆で
お腹を締めて引っ込めると言うより
お腹を膨らませて圧力をかけるやり方に
なり腹式呼吸で言う
逆腹式呼吸の
やり方に似ています。
逆腹式呼吸とは⁈
腹式呼吸では息を吸う時にお腹を膨らませますが
逆腹式呼吸では息を吐きながらお腹を膨らませます
今回では呼吸を特別に意識せずにお腹を膨らませるので
呼吸法とは違いますがお腹に圧をかけると言う意味ではニアンスは似ています。
呼吸法のお分かりの方は試してみられて下さい。
腹圧をかける方法は
武術家・クライマー・一般の方々にもオススメで
私はドローインよりも実用性を感じます。
あくまでも個人の見解ですので参考まで
にされて下さい。
如何でしたか
『腹を作る』
私の場合は虚を埋める部分が左側でした
皆様が感じる所は腹部全体だったり
違う部分だったり様々だと思いますが
もし私の感覚が少しでも何かのお役に立てれば幸いです。
詳しいお腹の作り方や腹部の治療が必要な方々は
お気軽に治療院までご連絡下さい。
治療院KAZU
院長 中井一欽
03-5742-1414
https://kazu-1414.com