今回のテーマは
『背中を抜くには腹を作る』
武術には胸含抜背と言う言葉がありますが
胸を緩ませて背中を滑らかにする状態です。
簡単に言うと胸を張らずに肩甲骨を
締め無い状態と理解しています。
その状態を胸だけで作っていると
私の感覚では上半身が
後ろに下がり重心が身体の後ろ側に
移動し腰が反りますので
それを防ぐために腹を作ります。
最近では
足の力は抜け難くなりお腹の感覚にもう少し
しっかりとした状態が欲しいと思っていた所に
繋がりが出て来ました。
踵から骨盤後傾・腰椎後弯で姿勢を作るのですが
今迄はバラバラに繋がっていたのが
お腹を作る事で色々と解決しました。
先ずは背中だけで作った場合は
お腹は抜けてしまい上半身は後ろに
反る傾向が多く踵には乗りやすいのですが
圧が前にはかかり難いです。
それを命門を後ろに出すイメージで腰椎を
後弯させてそれに骨盤と背中を追従させた方が
全体の纏まりが良く圧も前側かかりやすい状態に
なりました。
お腹を作ると言う意味ではまだまだ発展途上ですが大きな進化を感じましたので背中と骨盤の連動を
語らせて頂きました。
如何ですか?
背中を抜くにはお腹を作る
ほぼ私の主観ではありますが
少し感覚が纏まって来ましたので
書かせて頂きました。
また内容も変化があるかと思いますが
新しい感覚が芽生えましたらご報告致します。
少しでも皆様の身体感覚の発展に向けて
ご参考になりましたら幸いです。
お腹を作るには様々な筋肉が働き
腹圧(腹腔内圧)を高めると様々なメリットがあり姿勢の安定や腰痛予防にも効果的ですよ!
(少ない筋力で姿勢を保持出来る腹腔内圧の抄録)
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282680551843456
詳しい背中を抜く感覚や腹の作り方と
背部や腹部の治療が必要な方々は
お気軽に治療院までご連絡下さい。
治療院KAZU
院長 中井一欽
03-5742-1414
https://kazu-1414.com/course.htm