chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその124『三角筋に力を入れない』肩の力を抜くポイントを解説致します‼︎クライマー・武術家一般の方々にもオススメです。肩凝り予防にも効果的です‼︎

今回のテーマは

三角筋に力を入れない』

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肩の力を抜くためには三角筋で腕を

吊り上げない様に意識をしていきます。

 

三角筋の説明に必要なのでここで

運動連鎖をご紹介致します。

 

解放性運動連鎖は

体幹が固定され末端が荷重されていない状態

シャドーボクシングやダンスなど

手足が床や対象物で固定されていない状態です。

 

 

閉鎖性運動連鎖は

末端が固定されて運動をする状態となります。

ライミングでホールドを持ってムーブを起こしたり打撃で技が相手に当たった状態から力を出したり組み技で相手をコントロールする状態です。

 

発勁などが此方でしょうか⁈

 

 

 

その関係から

解放性運動連鎖では

三角筋に力が入ると肘が開き

動かすと言う事では自由度は高いですが

 

その後閉鎖性運動連鎖では

当たった瞬間から力を伝える時は肘が上がると

力が逃げてしまいます。

 

解放性運動連鎖で

武術では突きや蹴りを放ち

ライミングでもホールドを取りに行き

 

閉鎖性運動連鎖で

武術では当たった所から力を伝え

ライミングでもホールドを握った所から

引きます。

 

この時に肘が上がるとホールドを引く力が安定しません。

 

肘が上がるとは⁈

武術では突く時に肘が横を向き

ライミングではホールドを引く方向と肘の位置が一致しない状態です。

 

肩を下げると肘が下を向いて脇が締まり

肩の力を抜くと自然に肩甲骨を使う動きに

なるのですが最初から肩甲骨を意識するのは

難しいのですから

はじめに肩を下げる感覚を掴んで下さい。

 

それには先ずは肩を下げるためにも

三角筋の力を抜くコツを会得して下さい。

 

肩を下げるポイントは最初に自身の手を肩に当てて上がらない状態を作りましょう。

やり方は

右の肩を下げるには左手で右の肩を押さえて

肩を下げます。

 

三角筋の緊張がとれると肩甲骨と上腕骨の間に

窪みが出来ます。

 

その状態をキープしながら腕を使って行くと

常に脇が締まり広背筋主導の力の出し方に

変わって行きます。

 

これは武術的に沈肩の状態を言い

肩を落とす事で腕の脱力を作り強い手になります。

 

クライマーでは

肩が落ちて広背筋主導の使い方になりますから

出力も上がり保持力も増します。

 

一般の方々には

手を使う動作で三角筋僧帽筋上部の力が抜ければ肩凝り予報にも効果的で

 

皆様も

日常の腕を使う時に肩を下げる意識を

オススメ致します。

 

如何ですか?

三角筋に力を入れない

 

詳しい三角筋の力の抜き方や

肩周囲の治療が必要な方々はお気軽に

治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/access.php