chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

心の使い方seriesその2『強くなるためにはどうすれば良いか?』伸び悩んでいる方にオススメです‼︎2つのキーワード馬鹿になる事と頭が良い事を上げて解説致します。

今回のテーマは

『強くなるためにはどうすれば良いか?』

 

先日、クライミングジムで登っていると

はじめて一年くらいの方に

上達の秘訣を教えて欲しいと言われました。

 

考えてみたら

私も初心者の頃は同じ様な質問をした様に

覚えています。

 

私等まだまだで

少し長くやっているくらいでして

ライミングの世界には上手な方々は

沢山いらっしゃり恐縮ですが

 

その時に

何となくアドバイスをさせて頂きました。

 

その方は、ジムでもよくお見受けして

頑張っていらっるのですが少しずつ

伸び悩んでいる御様子

 

アドバイスさせてる頂いたのは

2つ

 

今は階段を昇るフラットな部分(踊場の様な感じ)

それを過ぎれば上に行けると(垂直の部分)

 

一般の階段の様に均等に成長するとは限りませんが

 

伸びるには少し横ばいの部分も必要だと思います

(続ける事)

 

①単純に続ける事と

②今のグレードの少し上を登る

最大筋力の負荷を増す事をお伝えして

(工夫をする事)

 

私も、後になって改めて自分の経験から

強くなる為にはどうすれば良いのかを

考えてみました。

 

私はクライミングをはじめた時と

空手の選手をしていた記憶を思い出だしてみると

 

はじめた頃はある程度は伸びて行きましたが

少しずつ壁にぶつかり悩み

その時に克服出来ていなければ

やめてしまったかもしれません。

 

テニスも子供には人気で中学生位までは

強い子も多い様ですが

そこで自分の実力や世界の壁を痛感して

やめて行く子も多いそうです。

(空手の世界もそうでした)

 

錦織圭さんの様に(勿論実力もありますが)

世界で活躍出来るのは

諦めず続けるメンタルも必要で

 

その為には

『馬鹿になる事』

です。

馬場と言うと語弊がありますが

『感じない力です』

 

これはジムでアドバイスさせて頂いた

①に当たります。

 

スポーツを

ある程度やって行くと自分の実力や競技の結果に

ギャップを感じます。

 

普通の人ならこれは無理だとか

他の事をやろうと言う選択肢が生まれ

 

これは脳が自尊心を守る為にも当たり前の思考だと思いますが

ある程度、限界を越えるには『馬鹿』にならないと続けられません。

 

例え好きな事でも、上手く行かなかったり

何度も失敗していると嫌になってしまいますが

 

まともに感じず『馬鹿』になる事で

何とか続けて行く事は出来ます。

(勿論、環境や仲間によって続く要素もありますが)

 

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次に続けて行くだけでは伸びない時

『馬鹿になる』

だけでは成長出来ない場合は

 

状況を把握して分析する

『頭が良い』

事が大切になります。

 

これはジムでアドバイスさせて頂いた

②になります。

 

相対するキーワードですが

これは必ず必要です。

 

馬の調教師の方にお話しを伺うと

馬の頭が良くないとレースには勝てないそうです。

 

これを聞いて、何でも同じだなと思いました。

 

まず『頭が良い』と言うのはどの様な事か

私なりの観点で申しますと

 

練習の時に上手く行かない時は

何故出来ないのか?

上手く行く為には何をすれば良いのかを

思考的に導き出せる能力です。

 

次に試合やコンペで自分の状態を有利か不利か

どうすれば勝てるかを俯瞰出来る能力

 

これらが私の思う『頭が良い』事です。

 

ライミングについては

私の経験は空手より短いですが

同じだと思っていて

 

はじめて壁にぶつかったら

中々上手くクリア出来ない現実や

周り抜かれてしまい焦る思い等を一旦置いておいて『馬鹿になる』事です。

 

次に気にしない事が出来たら

 

頭をクリアにして何が出来ていない考えて

『頭の良い』状態で

足りない物を埋めましょう。

 

パワーだったりスタミナだったり

スピードだったり…etc

 

それを見つけたら今後は集中力を高めて挑みます。

 

同じ事を繰り返していると

動作や負荷は楽になりますが

集中力は下がるので

集中力を高めて挑みましょう。

 

今回

上げた2つのキーワード

『馬鹿になる事』と『頭が良い事』

相反する2つの事ですが上手く組み合わせて

壁を越えて下さい。

 

少しでも、皆様の強くなる為の参考になりましたら幸いです。

 

如何でしたでしょうか⁈

今回は身体の使い方と言うより

メンタルの使い方です。

 

詳しい

『馬鹿になる事』や『頭が良い事』の説明や

心や身体のリラックスが必要な方々は、お気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/course.htm

 

 

 

身体の使い方seriesその68『肩甲骨の間を広げる』そのやり方も少し触れています。肩凝り首凝り背凝り予防にも有効です‼︎

今回のテーマは

『肩甲骨の間を広げる』

 

肩甲骨の間が狭く

肩甲骨が胸郭から浮き上がっていると

胸を張ったり肩に力が入り

 

肩凝り背凝り背凝りの原因や

肩に力が入った姿勢になります。

 

それを防ぐには

肩甲骨を広げます。

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一般的に身体の前は意識しやすいですが

後ろ側は意識し難い場合が多いです。

 

最初に肩甲骨を広げる感覚を養うには

肘をテーブルに乗せてたり

ベッドに手や肘を付けて

腕を前に出しながら背中後ろに下げて

肩甲骨の間を広げて行きます。

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如何ですか?

肩甲骨の間を広げる

詳しいやり方や

肩甲骨周囲の治療が必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。

(スポーツ障害理学療法ガイド写真引用)

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/access.php

身体の使い方seriesその67『身体をアーチ型にして足を張る』クライマー・武術家・一般の方々にもオススメです‼︎軸を作って身体の伝達を高めましょう。

今回のテーマは

『身体をアーチ型にして足を張る』

 

ライミング や武術で

ホールドに手を出す時や

相手に向かって打撃を出す時に

 

足をしっかりと張らないと

力が生み出し難くなります。

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足をしっかり張るその過程で

関節や身体のパーツで力が逃げてしまい

伝達が悪く分離します。

 

一般の方でも

手や足が壁や物にぶつかったり怪我をしやすい方が

ある等は身体の繋がりが悪い場合がありますよ。

 

軸を作るには

足先から頭まで繋ぐ感覚で足を踏み

そして全身に伝えて行きます。

 

その人によりますが

自分の抜けやすい部分を締めて足を張って下さい。

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打撃やホールドを掴みに行く時は一瞬ですから

身体を一つの固まりにして力が逃げない様に意識すれば宜しいかと思います。

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如何ですか?

身体をアーチ型にして足を張る

 

詳しいアーチの説明や

足や身体のメンテナンスが必要な方は

お気軽に治療院まで、ご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/access.php

身体の使い方seriesその66『足の裏まで意識を行き届かせる』クライマー・武術家にも大切な感覚です。末端主導では無く身体を繋げた動作を意識しましょう‼︎

今回のテーマは

『足の裏まで意識を行き届かせる』

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ライミングも武術も身体の隅々まで

意識を行き届かせる事は大切だと思います。

 

上は私が平素履いている足半

下はクライミング で使うシューズです。

 

何方も、足裏のアーチを強力にするアイテムです。

 

 

クライマーも武術家も強い人は

足先までコントロールされていて

力強い動きも可能ですが

とても繊細な操作も可能です。

 

手足末端だけの動きは

力を生み出し難く

ダイナミックなムーブは出来ません。

 

しかし

身体の中心から末端まで繋いで行き

力を生み出し流れを切らないコントロールには

足裏のアーチが大切です。

 

ライミングでは

ホールドを持った手と足の間の繋がりを感じて

抜けて頂いる部分を繋げて下さい。

繋げ方が分からない時は足裏に力を入れてみましょう。

 

武術でも

同じで足の裏から手、足の裏から足等

身体を繋いで行き途切れ無い様に意識します。

 

身体を固めるより地面からの力で身体が

フワッと浮き力が出る感覚が

宜しいのではと思います。

その時は足裏のアーチが綺麗に形成されている事が多いです。

 

如何ですか⁈

足の裏まで意識を行き届かせる。

 

実際には力の方向は自在ですが

繋がりを切らないのが大切だと思います。

 

今回は感覚的な部分が先行したBlogになりましたが

機会が御座いましたら

もう少し足裏のアーチに踏み込んで書きたいと思います。

 

足の裏まで意識を行き届かせる、詳しくお話しや

身体全体の感覚を上げる治療が必要な方々は

お気軽に治療院まで、ご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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身体の使い方series 65『体幹を斜めに絞める』クライマーにも武術家にも共有して役に立つポジションです‼︎一般の方々にも体幹力アップにどうぞ!

今回のテーマは『体幹を斜めに絞める』

 

体幹の強いクライマーに話を聞くと

体幹を斜めに絞めて腹圧を掛ける意識を持って

登り始めたら壁から離れ難く

ハーフグレード上がったそうです。

 

やり方は

お腹を締める時に骨盤の前から背中側に斜めに締め肋骨をグッと閉じて腹圧をかけるそうです。

 

その時に首と頭は前に出さずに真っ直ぐで

腕を上げる時もこの姿勢を崩さず

壁に入っている時もこの腹圧を切らない状態で登ります。

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現に私も落とせなかった課題が

このポジションで回収出来ました。

 

 

この姿勢は武術的に言うと

尾閭中正

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2020/02/24/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9series%E3%81%9D%E3%81%AE45%E3%80%8E%E5%B0%BE%E9%AA%A8%E3%82%92%E6%84%8F%E8%AD%98%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8F%E8%83%8C%E9%AA%A8%E3%82%92%E7%9C%9F

含胸張背

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2016/09/18/002702

と近く

 

 

私も武術の動きをクライミング

取り入れているつもりが

クライマーから新たに武術的な身体操作を

学ぶ事に喜びを感じ

まだまだ伸び代があると思う今日この頃です。

 

今回、良かったのは

『斜め』の方向に力を集める感覚です。

これを使いクライミングのグレード更新に励み

更に武術の感覚を高めたいと思います。

 

如何ですか?

体幹を斜めに締め腹圧をかける

 

詳しい腹圧の掛け方や

ボディー周りの治療が必要な方々はお気軽に

治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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身体の使い方seriesその64クライミングにおける『カチとオープン』について手内筋と手外筋で考察。握り方の研究にオススメです‼︎

今回のテーマは

ライミングにおける

指の握り方『カチとオープン』についてです。

 

手内筋 手外筋を結び付けて考えてみます。

 

先ずカチはMP.PIP.DIP屈曲

 

オープンはMP伸展PIP.DIP屈曲

 

になります。

 

カチの強い人は

MP関節がしっかり曲がり

オープンの強い人は

MP関節が伸展しています。

 

 

骨折でギブスを固定する時もこの

手内筋・手外筋の拘縮を防ぐ

肢位があり

手内筋優位では

MP屈曲PIP・DIP伸展

手外筋優位では

MP伸展PIP・DIP屈曲になります。

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上の写真が手外筋優位

下の写真が手内筋優位です。

 

ライミングの場合はDIP.PIPも曲げますがカチの場合はMPを曲げるのが手内筋を優位にしてカチの力が

上がるコツだと思いますし

 

 

オープンの場合はこの図の様に

逆にMPを伸ばすのがコツだと思います

 

それぞれ、この形を意識すると

 

オープン(手外筋優位)

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カチ(手内筋優位)

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となり鍛える際の参考になるかもしれませんね。

 

クライマーの指の拘縮予防にも

six pack exerciseが効果的です

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指のパキリ後や関節が固まら為にも行う事をオススメします。

 

握り方一つにしても奥が深いですね。

 

如何でしたか⁈

カチとオープンを

手内筋と手外筋に結び付けた考え

 

カチやオープンの詳しいお話しや

指・手首・前腕の治療が必要な方々は

お気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com

身体の使い方seriesその63『身体の軸を意識する』身体を使う上で重要です。貴方も羽生結弦君の様になれるかもしれません⁈

今回のテーマは

『身体の軸を意識する』

 

皆様は身体の軸を意識した事はありますか?

 

フィギュアスケーター羽生結弦君は

よく滑る前に身体の前で

十字を切る姿を目にします。

 

これは自分の身体の軸を確かめていると

言われていて

武士の『士』を意味するそうです。

 

肩と腰のラインと身体の中心の軸を合わせれば

確かに武士の『士』と言う字に近くなりますね。

 

この所作は我々にも当てはまり

活用すると、とても効果的ですよ。

 

この軸の概念をもう少し詳しく解説すると

 

十字の形は

 

垂直の軸と

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前額・水平の軸です。

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(これを腰のところに持って行くと士と言う字に、、チョット下が出てしまいますが細かい所は抜きにして)

 

解剖学的には

矢状面と前額面と水平面があり

同時に運動軸も3つ存在して

今回はこの中の2つをテーマに上げています。

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これは

人間の身体を面で考えるのと

運動軸で捉える部分で

何方も身体を意識する上では大切ですね。

 

私の場合は軸を意識する時は

1本の棒が身体の中を貫き

その棒を目安に身体の傾きや歪みを捉えていて

運動や治療にも活用しています。

 

実際に棒を目の前に持って来て行うと

イメージがしやすいですし

 

その棒が傾かない歪まない様に軸を

作ります。

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もしかしたら羽生君の様になれるかもしれませんよ。

 

如何ですか?

 

身体の軸を意識する。

 

詳しい身体の軸のお話しや

背骨・骨盤の歪み体癖の治療が必要な方々は

お気軽に治療院までご連絡下さい。

 

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院長 中井一欽

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