今回は『手の保持力』のお話しを
私なりに考察して行きます。
クライミングにおけるアーチ
拇指球・小指球の運用。
ホールドに指をかける時の形状は
Landsmeer靭帯が働き自然に指がホールドにかかります。
DIP(第一関節)を曲げるとPIP(第二関節)が効いてくると以前のブログで書きました。
以下がPIP(第二関節)を曲げるブログです
悪いホールドを第一関節で持つ時は
第二関節を15°くらい曲げると良いですね。
それに
手のアーチを加えると最強になります。
以下がアーチのブログです。
アーチを作るのには『有頭骨』が大切です。
第二関節を15°に保ちアーチを作り有頭骨を効かせるには
手の拇指球と小指球が大切です。
(左の赤丸が拇子球・右の赤丸が小指球)
ビーストメーカーにぶら下がる時や持ちにくいホールドを抑える時は
肩を入れると思いますが
指もかける時に少し拇指球と小指球を入れて行くと
PIPの角度や有頭骨を使った手のアーチが作りやすくなります。
イメージとしてはホールドに手をかけた時に
手首を入れて(曲げて)行く感じです。
補足ですが
マッサージや按摩をする時も
手首を柔らかく使う事は重要で
クライミングでも
ホールドを保持する時は
指の形は変えず
手首を柔らかく使う事で
アーチの形成と拇子球と小指球を近づけて行けます。
武術家の方々も
この手形にすると最強です。
一般の方も
握り込むよりこの形の方が腱鞘炎になりにくいです。
是非お試し下さい。
如何でしたか⁈
『拇指球』と『小指球』を使った
手の形のお話し
私なりの考察ですが
ご興味を持たれて詳しい説明や
手首・指などの治療が必要でしたら
お気軽にお問い合わせ下さい。
(肘と手・手関節の痛み&筋骨格筋系のキネシオロジーイラスト引用)
治療院KAZU
院長 中井一欽
03-5742-1414
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