chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

握り方seriesその2クライミングにおける『保持力』のお話し。Landsmeer靭帯が働き自然に指がホールドにかかります。それに有頭骨のアーチを加えると最強の握りになります。クライマー必見・治療家も少し触れました。武術家・一般の方々・バネ指・腱鞘炎予防にもオススメです!!

今回は『手の保持力』のお話しを

私なりに考察して行きます。

 

ライミングにおけるアーチ

拇指球・小指球の運用。

 

ホールドに指をかける時の形状は

Landsmeer靭帯が働き自然に指がホールドにかかります。

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DIP(第一関節)を曲げるとPIP(第二関節)が効いてくると以前のブログで書きました。

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以下がPIP(第二関節)を曲げるブログです

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2017/05/15/%E6%8F%A1%E3%82%8A%E6%96%B9%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%9D%E3%81%AE1%E3%80%8E%E7%A9%BA%E6%89%8B%E3%80%8F%E3%81%AE%E4%B8%AD%E9%AB%98%E4%B8%80%E6%9C%AC%E6%8B%B3%E3%80%81%E6%89%8B

 

 

悪いホールドを第一関節で持つ時は

第二関節を15°くらい曲げると良いですね。

 

それに

手のアーチを加えると最強になります。

 

以下がアーチのブログです。

http://chiryouin111.hatenablog.com/entry/2017/03/06/%E9%AA%A8%E6%A0%BC%E3%81%AE%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%9D%E3%81%AE1%E3%80%8E%E6%8C%87%E3%80%8F%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88

 

アーチを作るのには『有頭骨』が大切です。

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第二関節を15°に保ちアーチを作り有頭骨を効かせるには

手の拇指球と小指球が大切です。

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(左の赤丸が拇子球・右の赤丸が小指球)

 

ビーストメーカーにぶら下がる時や持ちにくいホールドを抑える時は

肩を入れると思いますが

 

指もかける時に少し拇指球と小指球を入れて行くと

PIPの角度や有頭骨を使った手のアーチが作りやすくなります。

 

イメージとしてはホールドに手をかけた時に

手首を入れて(曲げて)行く感じです。

 

補足ですが

マッサージや按摩をする時も

手首を柔らかく使う事は重要で

 

ライミングでも

ホールドを保持する時は

指の形は変えず

手首を柔らかく使う事で

アーチの形成と拇子球と小指球を近づけて行けます。

 

武術家の方々も

この手形にすると最強です。

 

 

一般の方も

握り込むよりこの形の方が腱鞘炎になりにくいです。

 

 

是非お試し下さい。

 

 

 

如何でしたか⁈

『拇指球』と『小指球』を使った

手の形のお話し

 

私なりの考察ですが

 

ご興味を持たれて詳しい説明や

 

手首・指などの治療が必要でしたら

 

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

(肘と手・手関節の痛み&筋骨格筋系のキネシオロジーイラスト引用)

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

http://www.kazu-1414.com/index.html