chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

クライミング研究所第17段『首を傾ける』ビーストメーカーを使い身体のバランスを整える。ポイントは首に注目します

今回のテーマは

首を傾ける

ビーストメーカーのトレーニングで

手と手の距離が近い状態での

首のポジションが大切だと気付きました。

 

皆様もビーストメーカーにぶら下がる時に

頭の位置を意識された事は御座いますか?

 

その理由は

頭が傾くと当然ですが首が何方かに傾き

背骨全体が軽く湾曲することから

肩甲骨の間を均等に使え無いので

力が均等に出力出来ません。

 

その上で

ビーストメーカーの良いところは

指をかける場所が等間隔に設定されていますので

左右のバランスを合わせ易く

身体の使い方を考察しやすい所です。

 

実際の岩やジムより手で掴む環境が良く

全くそれが使えるか⁈は別になると思いますが

指や身体のトレーニングには最適だと思います。

 

先ず

一般的に私も含めて身体には癖があって当然です。

背骨のポジションは皆様 

個々に差があると思いますが

その中でビーストメーカーの様に左右対称で

身体を使わなければならない場合は

それぞれの違いが浮き彫りになります。

 

その時に私の場合は

頭が右に倒れて左の肩甲間部が

中心から少し外に膨らむ感じで

左の僧帽筋は伸びて

右の僧帽筋は縮む状態で収縮します。

左は遠心性収縮・右は求心性収縮にあたり

遠心性の方がダメージが大きいと言われて

レーニングや登りの姿勢が崩れると

私もよく左の肩甲間部が凝る印象があります。

肩凝りや背凝りの方々も私の様な

首を傾けるポジションが見受けられます。

 

 

その頚椎から

脊柱が全体的に左に湾曲している状態ですが

これを修正するには頭を右に傾けて

脊柱をなるべく真っ直ぐにしてから

頭を中央に戻します。

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その状態でビーストメーカーにぶら下がると

丁度良い位置に身体が持ってこれます。

 

ですが

どうしても持ち難いホールドで頑張って耐えて行くと

姿勢が崩れがちになりますから

その正しいと思われる姿勢をなるべくキープしながら

ビーストメーカーでぶら下がる様にしています。

 

実際のクライミングでは

手の位置が同じ様に揃い身体を真っ直ぐにする

シーンは無いに等しいかと思いますが

身体を真っ直ぐに調整する事で

身体のバランスを養ったり

骨格を整える事で身体感覚や怪我の予防に

繋がると思いますので無駄ではありません。

 

皆様もビーストメーカーにぶら下がる時は

身体の状態を認識しながら

レーニングをされる事をオススメ致します。

 

如何ですか?

首を傾ける

 

詳しい身体の見方、首の治療が必要な方々は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

『肩甲骨アライメントと頸部筋群との関係について』

https://jsccnet.org/wp/wp-content/uploads/2016/06/2-21-24.pdf

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com