chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその171四つん這いに歩くモビリティトレーニングのベアーで筋肉の柔軟性と関節の可動域を上げましょう。肩関節を鍛えたい方にオススメです‼︎

今回のテーマは

四つん這いに歩く

前回は股関節を入れるお話しを致しました

今回は

四つん這いで歩く事で肩のポジションを安定させます。

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私は朝起きた時に身体のポジションが

寝ている間に変わるので

まず起きた時にベッドに腰掛けながら

股関節を屈強させます。

患者様にも腰痛の方には直ぐに起きず

少し身体を揺すったり膝を曲げて

動かして頂きながら起きて頂きます。

 

私の場合は夜寝る前にストレッチを行い身体を

緩めている関係から筋や腱が弛緩していますから

関節の緻密結合性を上げる意味でも

起き上がりベッドに腰掛けて股関節を屈曲させて

腰椎骨盤リズムを整えてから起きていました。

 

 

 

その時に最近では

そのまま身体を倒して手を床に付けて

肩の関節に荷重を加えます。

 

そして少し四つん這いに歩いてみますと

この動きで関節の収まりが良く

身体の連動が上がる感覚が得られます。

 

上のイラストでは膝を付けていますが

実際には膝は付けずに足を伸ばしていて

身体がブイの字になる状態です。

 

極真空手の大先輩であり日本キック会のパイオニア鬼の黒崎健時先生が

外国人初のムエタイ・チャンピオン

藤原敏雄選手に肩が弱いから

四つん這いで歩かせたと著者から学び

今にしてその理由が理解出来ました。

 

黒崎先生は厳しいトレーニングを

選手にかせる事で有名で

当時はその一環かと思いましたが

必ずともただキツイだけでは無く

 

先生が求めていたものと私が得たものは

必ずしも一致するかは分かりませんが

最近ではその理由も納得が出来ます。

 

フィットネス業界で使われる

モビリティトレーニングでは

アニマルウォークがあり私が行っているのは

その中のベアーに近いと思いました。

 

モビリティトレーニングとは

筋肉の柔軟性と関節の可動域を

広げる運動になります。

四つん這い歩行は

ただ肩を鍛えると言うより

身体の柔らかさと連動が学べると思い

個人的には柔軟性と可動域を上げる事で

型関節と股関節の緻密結合性が

上がりながら動く感じがします。

 

肩関節は股関節より平素荷重が掛かるわけでは

無いので時に刺激を入れると強い力を出す

ポジションが学べると思います。

 

注意されるのは

関節唇や肩の疾患がある方はご無理なさらずに

お気を付けて下さい。

 

ところで

私の学んでいる形意拳は動物の所作を

模倣した武術で色々な生き物の動きを行います。

 

当たり前ですが動物は四足歩行で

前足にもしっかりと荷重がかかり

前足の動きには身体のサイズや種類にもよりますが人よりかなりの力が出せると思います。

 

人間は手を発達させて自由に動かせる反面

力を出す意味では動物には敵いません。

勿論骨格や筋力も違います。

ですが形から入る事も大切かと思います。

 

関節の緻密性を上げる意味では逆立ちも

肩を鍛えられますが全身の連動を学ぶ意味でも

四足歩行をやってみられる事を

オススメ致します。

 

肩と股関節がしっかりはまっている感覚が

出れば後は早く動く事や上手く動く等は

一先ず置いておいて

関節が収まっている状態を味わって下さい。

 

如何ですか?

四つん這いに歩く

 

詳しい四つん這いの歩き方や

肩関節の治療が必要な方々は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

ヒト成人における四つん這いの間の四肢間の協調と運動安定性,強度そして胴部と四肢の複雑性の調査

https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201702266612687496

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

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