chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズ197『指からの意識』武術・クライミング・治療でも大切な指の意識をパワーリフティングのクリーンからヒントを得ます。伸筋群を使いながら屈筋も有効に使いましょう‼︎

今回のテーマは

指からの意識

 

私は武術も鍛錬しながら

ライミングも行っていますので

指を鍛えるにあたり

末端の重要性に改めて気付きました。

 

空手や打撃の武術では

突きを出す時に手を握りますが

指の一本一本まで感覚を

行き届かせていかなければならないと思い

 

掴みを持ちいる体術でも

掴んだ指一本一本が相手の中に浸透して

コントロールする事も考えて行かなければ

ならないと思います。

 

私は治療家でもあり施術で得た感覚を

武術やクライミングに繁栄出来ないかと⁈

治療をはじめた時から考え

武医動源のコンセプトで身体を捉えています。

 

武術では打撃や相手に触れた時に

そこから力を加えますが

もう少し指の一本一本まで意識して

更に力の加え方を緻密にして行こうかと思い

 

ライミングでは

強く握る事に特化しがちですが

繊細な指の意識でホールドを

持つ指一本一本が単体で作用する

ホールディングを目指せればと思います。

 

昔は胡桃を握りながら指を動かして

感覚を養っていましたが

 

最近では指先一本一本を単独で動かす様にすると

前腕の屈筋が伸びながら効き伸筋側が

より意識出来る様になりました。

 

この伸筋群を効かせる感覚は

ウェイトリフティングで行う

クリーン&ジャークの

クリーンではバーベルを肩の前で支え

ジャークで頭上に持ち上げますが

クリーン時の手首の形は

手の甲側に曲がり

前腕伸筋群が効きながら屈筋も張り

身体も脇を締めて持ち上げる感覚が 

敢えて言えば似ていると思います。

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クリーンまで手首は曲げませんが

この様に前腕を意識出来る様になると

肘が下がり肩のインナーマッスル

棘下筋や小円筋が効いて来る感じがします。

 

これはクライミングでは

保持や肩のロックにも

有効で感覚的に良い状態だと思います。

 

 

武術的では

脇が締まり背中を使う感覚が上がり

突きの質が変わります。

 

かなり抽象的な内容ですが意識する事の

重要性が伝わりましたら幸いです。

 

如何ですか?

 

指からの意識

 

詳しい指の意識の伝え方や

指の治療が必要な方々はお気軽に

治療院までお問い合わせ下さい。

 

『手指の骨格筋と巧みさの源泉』

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jrsj/28/6/28_6_682/_pdf

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

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