chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

クライミング研究所第9段『肩を入れる』痛みや機能障害のある方にも必見です!肩甲骨の上方回旋をもとに様々なタイプを考察致します。

今回のテーマは

肩を入れる動作

 

ライミングで肩を入れる等と言いますが

どの様な動作でしょうか⁈

 

私は肩甲骨が胸郭に乗るポジションだと

認識しております。

 

肩甲骨は鎖骨で体幹に接続され

胸郭に乗ってその上を滑走しています。

 

その肩甲骨の胸郭に乗るポジションが様々に動き

上方回旋する事で腕を上手く使う事が出来ます。

 

鎖骨の動きも重要で肩鎖関節と胸鎖関節の動きも

肩甲骨や腕を使う事に重要ですが

今回はシンプルに肩甲骨の動きで

考察させて頂きます。

 

 

さて

その上方回旋ですが

支点を何処にするかにより動き方や

筋肉の使われ方も変わって来ます。

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①肩甲骨上角を支点に

上方回旋するタイプは⁈

僧帽筋の上部繊維収縮・肩甲挙筋伸張性低下

僧帽筋下部繊維緊張低下が見込まれ

 

 

②肩甲骨の肩峰が使われるタイプは⁈

前鋸筋優位で僧帽筋の機能低下

小胸筋の短縮が見込まれます。

 

③肩甲骨の下角が使われるタイプは⁈

僧帽筋下部繊維収縮

広背筋過緊張と前鋸筋下部収縮不全

僧帽筋上部緊張低下が見込まれます。

 

上記の様なタイプがあり優位になる筋肉と

ある時は上手く使わない筋肉もあります。

 

その為に何らかの障害や筋肉の伸長不足が

疑われる事もありますから注意も必要です。

 

なかなか御自身がどのタイプか

は分かり辛いと思いますし

肩の動きが悪く感じたり痛みや機能障害を

感じた場合は専門医を受診して下さい。

 

如何ですか?

肩を入れる

詳しい肩の入れ方や肩周りの治療が必要な方々は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

 

上肢の問題を機能障害レベルで考える —肩関節・肩甲骨アラインメントから考える機能障害—

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkpt/21/0/21_21-A02/_pdf/-char/ja

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

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