今回のテーマは
『肩関節』
肩関節と言うと
上腕骨と肩甲骨の
肩甲上腕関節を想像しますが
肩の動きに関わる関節があと二つあります。
それが肩鎖関節と肩甲胸郭関節です。
腕は肩甲骨に接続しますが肩甲骨は鎖骨で身体に
繋がり後は肩甲骨が胸郭に乗っかった構造となり
腕が自由に動くのをサポートします。
人間の手が自由に動くのも肩関節の3つの構造が
役立つからですね。
肩甲骨と上腕骨は
関節がしっかりはまっていると言うより
肩甲骨の受け皿に上腕骨が乗っかっている構造で
周りの靭帯や筋痛に支えられて安定しています。
俗にインナーマッスルと言われる
ローテーターカフが五つあり
棘上筋・棘下筋・小円筋・大円筋・肩甲下筋
になります。
その外側にアウターマッスルの
三角筋・大胸筋・広背筋があります。
それら周囲の筋肉や靭帯構造に守られて
肩関節は可動して行きますから
それらの筋肉がは一つでも支障を来たすと腕の動きが悪くなり肩が上がり辛い事も出て来ます。
上記の様な関節構造により
鎖骨の動きを良くする事や
立甲など肩甲骨を緩める事が
肩関節の可動域を上げるのに役立ちます。
僧帽筋や肩甲挙筋も肩の動きに関係しますので
頸凝り・肩凝り・背凝りは可動域を下げる事にも
なり柔らかい筋肉の方がオススメですよ。
鍼灸で筋肉を緩めたりストレッチでも柔らかくなりますので鍛えるだけで無くコンディションを
良くする事もお気を付け下さい。
如何ですか?
肩関節のお話し
詳しい肩の動きの解析や治療が必要な方々は
お気軽に治療院までご連絡下さい。
治療院KAZU
院長 中井一欽