今回のテーマは
『足首を入れる』
足首を入れるとは聞きなれない表現ですが
これは私の造語で(笑)
前回同様に身体の末端のお話しです。
足裏のお話しをお伝えさせて頂こうかと思いましたが足首に気付きが御座いましたのでこのテーマで参ります。
以前から
身体の使い方を模索している時に何時も
股関節のポジションや膝の位置に
苦労していました。
一般的な内転筋を締めるや身体の正中線に
集める等と色々やっていて気付いたのが
足首のポジションでした。
足の裏のアーチを作るために足の指を
しっかりと地面を掴んでいた所
足首の位置が入ったと感じ
正確には『距骨』のポジションが真っ直ぐな状態が
ベストだと気付きました。
これは解剖学的に頭では理解していましたが
距骨の位置を揃えると膝や股関節が身体の正中線に集まりやすく重心が外に逃げ難くなります。
私の場合はサウスポーの構えの癖で
足首の位置が左側に回旋と距骨が左に
外反していますので右に少し回旋させて
距骨を垂直に立てて
足の指と膝のお皿の位置を揃えて
脛骨を真っ直ぐにします。
そうすると股関節がしっかりとはまり
身体が正中線に集めやすく
このBlogでも何度か紹介しています三戦立ちでは
爪先を内側に入れて脛骨を立てるので自然と足首のポジションが矯正されるのだと思います。
足首が水平面上で外反していると膝関節も外反しやすく逆に足首が内反していると膝関節が内半しやすくなり
閉鎖性の運動連鎖で距骨の位置を調整すると当然、足首の位置が変わりその上の膝関節や股関節にも影響を及ぼしますので
皆様も距骨の位置を意識しましょう。
今回は足首にポイントを絞りましたが
見立ての観点から捉えやすいので
ご紹介致しました。
如何ですか?
足首を入れる
詳しい足首の入れ方や
足関節の治療が必要な方々はお気軽に治療院まで
ご連絡下さい。
治療院KAZU
院長 中井一欽