今回は『コンディショ二ング』
のお話しです。
人体構造にどれ位の負荷がかかると
損傷するのか⁈
その理由に
筋の弾力と伸びた状態から
さらに負荷をかけると
怪我につながる事を解説致します。
トレーニングや日常生活では筋骨格系は
常に変形や損傷のリスクに伴われています。
この様な刺激です。
健康な身体は変化に対応する能力があります。
伸ばされた身体も靭帯や筋の緊張が耐えてくれます。
その耐えうる強度が上がり続けると損傷します。
筋や靭帯がある程度伸ばされても戻れる状態を
弾性領域と言い
(下の図でA〜Bのピンクの領域)
極限まで伸ばされ過ぎて微細な断裂を起こすと
変形して戻れなくなります。
この状態を剪性領域と言います。
(下の図でCのグレーの領域)
ここからさらに不可がかかり伸び続けると最初の損傷が起こり
(下の図でDの部分)
さらに負荷が続くと破壊されます。
(下の図でEの部分)
身体に対する負荷はピンクの領域が理想です。
ピンクの領域でトレーニングして
グレーの負荷がかかったらしっかりレストするのをオススメします。
あくまでも、可視的な基準ですが
頭の中にイメージしてトレーニングして頂ければ怪我の予防になります。
クライマー・武術家・一般の方々も
自分の身体の状態を把握してトレーニングに励んで下さい。
詳しく運動強度の話しと
身体の状態を知りたい方々や
身体のメンテナンス・怪我の治療も
お気軽にお問い合わせ下さい。
(筋骨格筋系のキネシオロジー引用)
治療院KAZU
院長 中井一欽
03-5742-1414