今回のテーマは
身体を回旋にする
私のBlogを見て頂いている方はご存知かと思いますが
身体の癖等から対処法を様々解説しております。
以前に
クライミング研究所14段で解説致しました
武術バージョンとなります。
ご興味がおありでしたら過去のBlogもご覧下さい。
今回は身体の捻りについて
私は空手の立ち方の癖で身体を強く左に
回旋させる癖があります。
それはサウスポーで構えた時に正中線を
右側先端で合わせているからです。
厳密な形ではありませんが右手を頂点とした
三角形を作っている感じです。
その時に右手を中心に身体を左に回旋して
締める状態を作りその構えから技を出したり
受けたりしていました。
それを日常的に身体を使う時も若干の回旋が加わり
身体が右に側屈傾向があります。
これを修正するには前額面の強制だけで無く
水平面の修正も必要と気付き
今回のBlogを書かせて頂いております。
水平面はイラストの赤面の部分にあたります。
私の行う強制法は構えを逆にするオーソドックスの
右構えで左手を頂点に身体を右に回旋させる方法です
ある程度熟練された方だと分かると思いますが
構えをとった時に身体がピタリとハマる位置が
あります。
これを逆に構えた時に行い身体を
アジャストする方法です。
すなわち水平面で癖と逆の回旋を加える形です。
ピタリとハマる位置が分からない方は
私の様に半身とって頂き斜めに構えた時に
身体の真ん中のライン正中線を揃え
その時に水平面に左回旋を加える事を
意識して下さい。
空手もそうですが
半身で構えるスポーツや武術と左右非対称に構える
ゴルフや野球等でも身体の真ん中のラインを
揃えて左右の構えで調整される事をオススメします。
その時に癖付いた捻りを逆の回旋で修正して下さい。
正中線の様に
何か基準を持って調整すると身体を修正出来ます。
今回は身体の正中線に合わせて構えが非対称の動きをなさる方々は自身がよく取られる動きの逆を敢えて
行う事で体癖を微調整出来るかと考えます。
私の様に身体の歪みや違和感を感じる方だけで無く
一般的に上記の様な動きをなさる方々には
オススメですので是非共に調整されて下さい。
如何ですか?
身体を回旋させる
詳しい回旋の仕方や回旋筋群の治療が必要な方々は
お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。
『左右の神経の混線を防ぐ“正中線の関所”を守る仕組み』
https://www.nig.ac.jp/nig/images/research_highlights/PR20170726.pdf
治療院KAZU
院長 中井一欽