chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

武医同源シリーズその②治療家、武術家にもオススメ!ベッドでの検査に留まらずに立位でも検証する方法を身に付けましょう‼︎

武医同源シリーズその2

 
立位での診断基準を空手の構えで考察します。

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治療家の我々は施術を行う際にベッドに寝た状態から

様々な検査をして症状や身体のバランスを

診ていますが

 

その検査法を立位でも行い診断基準を

身体の状態に当てはめて行く上で

空手の立ち方にて重心や

身体の軸を診て行きます。

 

それではやり方をご紹介して参ります。

 

空手の構えには色々とあり

組手で構える自然体

前足に重心をかける前屈立ち

後ろ足に重心をかける後屈立ち

両足に体重をかける騎馬立ち

があり

 

これを立位でのバランスで

不安定なポジションの改善に役立てます。

 

 

それでは診断法を解説致します。

 

チェックされる方は

先ず足の幅を肩幅に開き自然に立って頂きます。

 

検者は

そこから前後・左右に軽く圧をかけます。

 

チェックされる方は

この時に踏ん張る事をせずに崩れる方向があれば

自然に逆らわず動いて下さい。

 

検者の方は

その立位でのバランスを崩している方向を

把握します。

 

前からか

後ろからか

右側からか

左側からか

 

この圧の加わる方向が弱い位置を補うために

空手の構えを当てはめて行きます。

 

前からの圧力が弱い方は

前屈立ちを行います

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後からの圧力が弱い方は

後屈立ちを行います

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右や左の圧力が弱い方は

騎馬立ちを行います。

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これらの理由は

 

前からの圧力に崩れる方は

力を拮抗させる為に身体の前で軸を作ります。

そのためには前足に重心が乗る前屈立ちを行います。

 

前屈立ちでは爪先に体重をかける事で

前側に踏み込む力が生まれ前足の膝を曲げて

重心を前方に保ち骨盤前傾腰椎前弯の形で

脊柱の軸を立てます。

 

前からの圧力に崩れる方は

身体の前で柱を作りますが

その時の脊柱を垂直に保ちましょう。

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後ろからの圧力に崩れる方は

身体の後ろで力を拮抗させる為に

身体の後ろで軸を作る後屈立ちを行います。

後屈立ちでは踵に体重をかける事で

身体の後ろ側に重心を持って行きます。

踵に体重をかける事で骨盤後傾・腰椎後弯となり

身体の後ろ側で軸を作ります。

 

後からの圧力に崩れる方は

身体の後ろ側で柱を作りますが

脊柱を垂直に保ちましょう。

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横からの圧力に崩れる方は

身体の横で力を拮抗させるには

身体の横で軸を作る騎馬立ちを行います。

横側の力は右や左の圧力が弱くなる場合は

重心が上がっている時と

右側から圧力をかけて動くのは

左足に重心が乗る事が多く

左側から圧力をかけて動くのは

右足に重心が乗る事が多いです。

 

これを左右の足に均等に体重をかけて

重心を落とす事が重心が上がって

左右に不安定になる事を防ぎ

左右の圧力を逆足に受けずに

押されてた側の足で拮抗させる事が可能になります。

 

左右の圧力に崩れる方は身体の真ん中で柱を立て

骨盤を水平面状に均等に保ち

両足に体重をかけて脊柱を垂直に軸を保ちましょう。

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ここでチェックされる方の弱い部分を

補う立ち方を行って頂く際に

その立ち方を妨げる箇所があれば

そこを施術で改善させて

再び補う立ち方を行って頂き

楽に出来る様であれば

立位でもう一度チェックして下さい。

 

バランスが良くなれば施術は成功です。

身体の状態を見定める一助にはなると思います。

 

身体は移動する事で重心の位置が変わり

脊柱の位置が不安定になりますが先ず立位で

安定させる事からはじめて様々な重心位置でも

バランスを崩さない事が大切です。

 

それには身体の軸が大切で

軸の位置を知ると言う事が大切になって来ます

前回の浸透する手を利用する意味でも同様で

身体の軸が通っている前提で手を使います。

 

 

如何だったでしょうか?

皆様のお身体のバランスを保つ為に

空手の立ち方を応用させて

立位から移動までの重心の変化に

対応出来る身体作りを心掛けて下さい。

 

※前屈立ち後屈立ちは軸足を右や左に変える事で

細かなバランスも変わりますが此方では

割愛させて頂きました

詳しくは講習会でお伝えします。

 

 

施術ではベッドの上での検査が主かと思われます。

立位や動作解析で患者様のお身体を

診る先生もいらっしゃるかと思いますがが

空手での構えはシンプルに重心位置が

変わり分かりやすく

身体のバランスを計る材料になるかと思われます。

是非治療,検査の一環に取り入れて下さい。

 

 

『身 体 重 心 と重 心 ロ ー テ ー シ ョ ン の 軌 跡 に つ い て』

https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika1996/10/4/10_4_207/_pdf

 

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/greeting.htm

武医同源シリーズその①治療家にオススメ‼︎浸透する手を作る。武術で培った脱力を治療に生かして優しい手を作るメソッドになります‼︎

今回のテーマは

浸透する手を作る

 

私は武術と医術を融合させた

武医同源と言う観念を提唱しております。

 

武術の要素を治療に取り入れると言う事で

逆に治療の要素も武術に取り入れています。

 

 

今回は治療家でも武術家でも大切な『手』を患者様や

相手に浸透させる方法を提案して参りたいと

思います。

 

先ずは手と言っても腕迄を使用部位として

身体全体から連動させるのですが

使う前の準備段階として

手の力を抜くと言う事を行います。

 

さすれば手や腕の脱力ですね。

 

最初から脱力が出来る方も

患者様や武術を教える生徒さん達に

伝える参考にして頂きましたら幸いです。

 

それでは立位からはじめますが

お楽に立って頂き右側でも左側でも

何方でも良いので

左か右に身体を30°位倒します。

 

身体を傾けた所から

真っ直ぐに腕が地面に垂れているのを確認したら

重力で腕の重さから肩が下がった状態を

認識しましょう。

分かり辛い方は腕の力を極力抜いて

肩を意識的に下げて下さい。

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そこから肩甲骨で腕を揺らす様に

ユラユラ振っていきます。

この動きから肩甲骨で腕を動かす

感覚を養って頂ければと思います。

 

ここで傾けた身体を真っ直ぐに戻すのですが

下げた肩の位置を保ちながら戻して下さい。

最初に真っ直ぐに立った状態より

身体を傾けた方の肩が下がっているのが理想です。

 

それを同じ要領で反対側の肩も行って下さい。

このままですとただ力の抜けた腕になるので

次に脱力した腕を使える手に変えて行きます。

 

 

背中を意識して脇を締める様に

上腕骨を上げて行きます。

その腕の上がる状態をキープしながら

指先まで繋げて上げて行きます。

 

例えば

手に長い棒を持っていて

先端が地面に着いていると仮定して

その棒を持ち上げる時は

手先で持ち上げ様とすると

上がりにくいと思いますが

脇を締めて身体を使って持ち上げようとすれば

上がりやすいと思います。

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実際には手に何も無い状態でも

長い棒を持つが如く

先端まで持ち上げるイメージで腕を上げます。

 

その腕の状態が作れれば

腕を使う動作を行う際は背中から手を上げて

指先迄は長い棒を持つが如く

先端まで力を伝えて行きます。

 

形で言うと肩が下がり背中の筋肉で腕を上げます。

 

指先の末端での意識や

部分的な筋肉の緊張と言うより

背中から一定の繋がりで

等尺性収縮型の可動とでも言いましょうか?

 

ガチガチにはなっておらず力は通る状態です。

形を崩さない程度と腕を上げる程度の緊張で

筋肉をなるべく脱力させます。

 

その状態で触診を行ったり

マッサージをしたり

鍼の押し手で使用して

刺し手では通すより脱力から

鍼の重さと素材の鋭さを使い刺入します。

 

患者様に脱力を学んで頂く時は

肩を下げる意識でお話し下さい。

先ずは力を抜く習慣と

脱力した時の身体作りを重要視します。

 

使い方は少しずつ理解して頂ければと思います。

 

脱力した手を使う為には?

 

 

それには

武術の話しからはじめます。

 

打撃にも色々とあり

衝突のインパクトを上げるために

筋力やスピードを上げたり体重を増やして

物理的にパワーアップして威力を上げる方法と

 

力を抜いて接触面を中に浸透させて

相手のバランスを崩して威力を上げる方法が

あります。

 

今回は後者の方を使って解説して行きます。

 

コロナ禍の時にYouTube武術界では

浸透系の突きが流行っていました。

 

突きの撃ち方には様々とあり

浸透系の突きは基本的に脱力を

前提で撃ちます。

力を抜く事で皮膚や筋肉に接触した時に

反発を減らす事が狙いで

 

これは施術で患者様のお身体に触れる時にも

言える事で極力、手や身体の力を抜いて

身体に触れます。

 

武術でも手に力が入っていれば

自分の反発と相手の反発でぶつかり合います。

 

施術でも大抵の患者様は身体が緊張されていて

施術者の手の力が抜けていないと

緊張と緊張ではぶつかり合い

患者様の身体の力が抜けにくい状態となり

 

 

逆にお身体が弛緩している方ですと

強い力が加わると緊張されて疲れさせてしまいます。

 

 

何方にしても脱力した手で対応した方が効果的です。

 

武術では

ミットを撃つ時にウレタンの先にある人を

撃つ感覚でウレタンを通して突きます。

接触した時に緊張していると

ウレタンで最大の力を発揮しますので

打撃が人にまで最大の力をキープ出来ずに

途中で止まってしまいます。

 

ある程度力が抜けて腕が負け無い状態を作り

ウレタン部分を圧縮して

後にある人を撃つ様に意識します。

 

次に施術の場合も表面の皮膚や筋肉に接触した時に

緊張しない様に力を抜いて触れて

そこから硬結部位やツボを目指して

緊張しない手で患者様の身体を触診します。

 

これは武術でミットのウレタンを通して

突きを出す要領と同じで力の入り具合は違いますが

脱力から目的部位まで通して

目指したポイントではじめて力を伝える様に

意識します。

 

これはマッサージや鍼の押し手に効果的で

刺し手は脱力して鍼の重さを感じとれるくらい

力を抜き脱力する事で鍼の重さで刺入します。

 

鍼を手で持つと言うより鍼の重さを手で受け止めて

重力で落下する鍼体を手で支える感覚です。

 

押し手は脱力した手に少し力を伝える

刺し手は脱力した手で鍼を支える

 

その感覚が作れれば身体の前で鍼を打つ構えを取り

押し手と刺し手を合わせて腕で円形の形を作り

イメージですが足の裏から手に気が流れる感覚で

体構えを作ります。

そのまま背筋を伸ばしてしばらく立ち

身体の力を抜き脱力した体構えを作りましょう。

 

如何ですか?脱力を通して

浸透する手を作る

武術的な用法を治療に汎用出来る様に解説しました。

 

まだまだ落とし込めていない部分も多々ありますが

少しでも皆様の施術のお役に立ちましたら幸いです。

 

武術家の方におきましてはお浚いや

学び直しの機会になりましたら何よりです。

 

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院長 中井一欽

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身体の使い方シリーズ199『シャドーボクシングと空手の型の共通点』世界ボクシング界のモンスター井上尚弥選手のシャドーボクシングから型の共通点を考察致します‼︎

今回のテーマは

シャドーボクシング

空手の型の共通点

 

世界ボクシング界のモンスター

井上尚弥選手が何故あんなに勝てて

強いパチンが撃てるかを私なりに理解出来ました。

 

ボクシングをご覧にならない一般の方も

少しお耳に入るかもしれない

ボクシング界のスーパースターの1人

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井上尚弥選手が大事にされている練習が

シャドーボクシングだそうです。

 

 

シャドーボクシングは対戦相手を想定して

自分のボクシングの動きを一人で作る練習です。

 

これは対戦相手がいないので

相手を意識している様ですが

実際は居ないので気にせずに

自分の動きを追求出来る事です。

 

あくまでも相手の動きは

シャドー(影)の様にイメージしますが

当たり前ですが直接の邪魔も無く

好きな様に動けます。

 

その為に自分が一番良い動きが

追求出来るのでそれが試合で上手く当てはまると

最高に良いパフォーマンスが出来ます。

 

そして井上尚弥選手の

シャドーボクシングの動きを見て気付いたのは

身体の面が崩れずに

パンチを出して動いている事です。

 

空手や武術でもそうですが身体を捻ったり

連動をバラバラに繋げたりはせずに

身体の面から手足を脱力して出します。

 

空手の型でも何度も繰り返して行くと

考えずとも動け力は抜けて行きますが

形は崩さない様にします。

 

おそらく井上尚弥選手も繰り返し精度を上げた

シャドーボクシングを無意識かつ身体の面を変えずに脱力したパンチを撃つ事で強く当てられたり

相手とのタイミングを合わせる動きで

KO街道を歩めているのでは⁈と思います。

 

基本は決まった事を崩さないように続ける事で

身体の状態が安定して考え無くとも思った動きが

出来る事が可能かと思います。

 

空手では型と言って決められた動きを

何度も繰り返し練習します。

型では他のスポーツの様に身体を捻ったり

反動を付ける事を極力せずに

身体の面を変えずに動きます。

 

その一見すると不自然な様な動きですが

攻撃や動き出しのモーションが少なく

慣れて来ると力が抜けて脱力した

突きや蹴りが出せスピードも上がります。

 

井上尚弥選手のシャドーを見て気付いたのは

空手の型の様だと思いました。

身体の面は変えずに脱力したパンチを出して

基本に忠実に行って行く事で動きが洗練されて

試合でも反映されて強いパンチを当てられ

KO街道を歩めるのかと思いました。

 

空手の型やシャドーボクシング

一見地味ですが積み重ねて行くと身体に染み込み

確実に自分の武器になるのかと考えます。

 

ただ大切なのは漠然と動くと言うより

同じ動きの精度を自分なりに

限り無く高める事で技術が上がると思います。

 

 

それとは別に

 

健康的に体力の向上や老化防止で

継続する事により狙いは叶うと考えますので

行う方の目的次第だと思います。

 

自分に合ったスタイルで

シャドーボクシングや空手の型を

取り組まれると宜しいかと思います。

 

如何ですか?

シャドーボクシングと空手の型の共通点

 

詳しい考察や

お身体のメンテナンスが必要な方々は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

 

『スキルの獲得とその獲得過程』

https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/ikusei/doc/k3_41.pdf

 

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

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クライミング研究所第21段『クライミングのレベルアップについて』①コーディネーション②保持力③フィジカルに分けて考察します‼︎能力を融合させてグレードを上げましょう!

今回のテーマは

ライミングのレベルアップについて

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私の独自の観点ですが

先ずクライミングのスキルを

最近流行りの

①コーディネーション

クラシカルな

②保持力

そしてパワフルな

③フィジカル

 

に独断で分けさせて頂きます。

 

皆様にとって

得意な部分と不得意な部分はお有りだと思います。

 

一般的な

ライミングの課題では様々な要素が絡み合い

グレードを超えて存在します。

 

個々にトライして

得意系,不得意系は上記に上げた

個人のスキルに反映されてくると思います。

 

グレードを上げると全ての人とって

苦手な所は伸び難くなり

レーニングの強度も上げ難くなって来ます。

 

それを解消するにあたり私が考察したのは

苦手な部分をトレーニングするためには

個々の問題点を自分の身体が

コントロール出来るレベルから対応する事です。

 

 

それでは上記の3つを分けて考察してみましう。

 

 

①のコーディネーションに関しては

得意不得意が大きく出る部分ではありますが

先ず恐怖心や苦手意識が強いと

更に伸び難くなります。

恐縮心や苦手意識を克服するには

成功体験や怖く無いレベルから

取り付く事が大切です。

 

単純に距離や方向・掴むタイミングが難しい場合は

近い距離から出来る範囲を伸ばしたり

飛ぶ方向を安全な範囲からトライして

タイミングを合わせる

 

ホールドを掴むタイミングが合わない場合には

ホールドの近くから飛んでキャッチする

感覚を養ってみたり。

 

自分なりの工夫や出来る範囲の動きを

少しずつ広げる事が大切です。

 

 

②の保持力は様々な要素が絡み合いますが

先ずはホールドに慣れる要素が必要なので

力を入れる前にホールドを触って

指に感触を覚えさせて少しずつぶら下がりましょう。

そこから足を使って身体を上げたり

足を使わず手だけで引けそうなら

上げてみるのも大切です。

少しずつ指に力が入るのが大切で

6〜7割くらいの力で

ホールドが引けれは理想的です。

限界まで指に力を入れると痛める可能性はあります。

指は痛めるとなかなか治らないので無理せずに

レーニングを行なって下さい。

 

 

③のフィジカルは

筋力トレーニングを行い足りない部分の

背中だったり体幹だったり足だったり

他にもありますが

様々な弱い部位を鍛える事で

かなり登りが変わる事もあります。

登りで身体が鍛えられ無い場合は

筋トレもオススメです。

逆に登りでしっかり筋肉痛になる方は

フィジカルを効かせる課題を

再登してしっかりパンプアップさせて下さい。

 

 

①②③の考察は以上です。

 

 

それを踏まえて

 

 

後は御自身が登られる

適正グレードで苦手な動きを

たくさん行っても出来なければ

レーニングの強度は上がらないので

グレードを下げて苦手な動きがある課題を

登る事です。

 

身体がちゃんと動く所で

動きがイメージ通り出来るか?

筋肉にしっかり力が入るか?

適正の負荷がかかっているか?

 

逆に得意な部分は少しグレードを上げて

取り付きやすい傾向がある課題を

たくさん登って身体を使い負荷をかけましょう。

 

そして自分の適正グレードで苦手な部分があり

得意な部分がある課題を出来るだけ登り

グレードを融合させて課題で

身体がちゃんと動く様になって来れば

少しづつグレード更新のチャンスが

訪れると思います。

 

先ずは御自身のスキルを上記の3つに分けて

考察して自分にとって

何が苦手で何が得意かを見定めて

 

個々にトレーニングをした上で

 

苦手なスキルは出来るグレードから

身体がちゃんと動く様にする。

 

得意なスキルは更に高いグレードで

身体が効く様な登りをする。

 

そして3つの要素がバランス良く含まれる課題を

たくさん登って身体がちゃんと

動く様になって来れば少しづつグレードが

更新出来るかもしれませんね。

 

是非,スランプ脱出やグレード更新の

参考になりましたら幸いです。

 

如何ですか?

ライミングスキルアップについて⁈

 

詳しいスキルアップのお話しや

身体のメンテナンスが必要な方々は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

運動療法の要点』

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/5/2/5_2_103/_pdf

 

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院長 中井一欽

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身体の使い方シリーズ198『懸垂にて広背筋を攻略的に効かせる方法その①』腰椎を入れる身体のポジションを考察する事で広背筋の下部まで鍛えましょう‼︎クライマーにオススメです‼︎

 

今回のテーマは

 

懸垂にて広背筋を効率的に

効かせる方法その①

 

レーニング編で広背筋を

効かせるポイントを私なりの考察で解説致します。

 

なかなか背中に懸垂しても効いて来ない

ライミングでも背中が使えない等と

伺う事が多くあります。

 

懸垂やクライミングで背中を使う為に

有効なポイントを今回は一つ

お話しさせて頂きたいと思います。

 

懸垂で広背筋を効かせる方法は色々とありますが

私の感覚ですが腰椎を少し身体の前に移動させて

腰より背中が後ろに来る状態から引き始めます。

腰椎は腰の骨の事です。

 

ライミングでも当たり前かもしれませんが

腰を壁に近づけてから背中で引いて行くと

胸が壁から少し離れますが

取りに行くホールドも見やすく

上半身が突っ込まないので

背中が使いやすくなります。

難しい方は最初は簡単な課題から試してみて下さい。

 

 

腰椎を入れると

と懸垂でもクライミングでも

腰から背中に力が集約させやすく

広背筋の下部までをしっかり使えて引けます。

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背中が使えないと感じたり広背筋が効かせられない方々は是非お試し下さい。

 

*腰椎を反らし過ぎると

腰痛になるおそれもありますので

無理のない程度に腰椎の位置を決めて下さい。

 

如何ですか?

 

広背筋を効かせる方法

 

詳しい広背筋の効かせ方

広背筋の治療が必要な方々はお気軽に

治療院までお問い合わせ下さい。

 

 

『懸垂時の脚の異なる姿勢による筋活動への影響』

https://www.waseda.jp/tokorozawa/kg/doc/20_ronbun/2014/1K11C415.pdf

 

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院長 中井一欽

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身体の使い方シリーズ197『指からの意識』武術・クライミング・治療でも大切な指の意識をパワーリフティングのクリーンからヒントを得ます。伸筋群を使いながら屈筋も有効に使いましょう‼︎

今回のテーマは

指からの意識

 

私は武術も鍛錬しながら

ライミングも行っていますので

指を鍛えるにあたり

末端の重要性に改めて気付きました。

 

空手や打撃の武術では

突きを出す時に手を握りますが

指の一本一本まで感覚を

行き届かせていかなければならないと思い

 

掴みを持ちいる体術でも

掴んだ指一本一本が相手の中に浸透して

コントロールする事も考えて行かなければ

ならないと思います。

 

私は治療家でもあり施術で得た感覚を

武術やクライミングに繁栄出来ないかと⁈

治療をはじめた時から考え

武医動源のコンセプトで身体を捉えています。

 

武術では打撃や相手に触れた時に

そこから力を加えますが

もう少し指の一本一本まで意識して

更に力の加え方を緻密にして行こうかと思い

 

ライミングでは

強く握る事に特化しがちですが

繊細な指の意識でホールドを

持つ指一本一本が単体で作用する

ホールディングを目指せればと思います。

 

昔は胡桃を握りながら指を動かして

感覚を養っていましたが

 

最近では指先一本一本を単独で動かす様にすると

前腕の屈筋が伸びながら効き伸筋側が

より意識出来る様になりました。

 

この伸筋群を効かせる感覚は

ウェイトリフティングで行う

クリーン&ジャークの

クリーンではバーベルを肩の前で支え

ジャークで頭上に持ち上げますが

クリーン時の手首の形は

手の甲側に曲がり

前腕伸筋群が効きながら屈筋も張り

身体も脇を締めて持ち上げる感覚が 

敢えて言えば似ていると思います。

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クリーンまで手首は曲げませんが

この様に前腕を意識出来る様になると

肘が下がり肩のインナーマッスル

棘下筋や小円筋が効いて来る感じがします。

 

これはクライミングでは

保持や肩のロックにも

有効で感覚的に良い状態だと思います。

 

 

武術的では

脇が締まり背中を使う感覚が上がり

突きの質が変わります。

 

かなり抽象的な内容ですが意識する事の

重要性が伝わりましたら幸いです。

 

如何ですか?

 

指からの意識

 

詳しい指の意識の伝え方や

指の治療が必要な方々はお気軽に

治療院までお問い合わせ下さい。

 

『手指の骨格筋と巧みさの源泉』

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jrsj/28/6/28_6_682/_pdf

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院長 中井一欽

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クライミング研究所第20段『腰を入れる』スポーツや武術でも重要な腰を入れる動作をクライミングのシーンで考察・重心を下げた場合と上げた場合で解説致します‼︎

今回のテーマは

腰を入れる

 

様々なスポーツや武術でも重要な

腰の入れ方

今回はクライミングに特化して

私なりに考察致します。

 

ムーブで身体がホールドにジャストで

到達しない時は腰の位置が

上がっていない場合があります。

ホールドに触れるがしっかり掴め無い状態です。

 

腰が落ちていても背中を壁に入れる事で

届くホールドは処理出来ますが

更に距離を出さないと対応出来ない場合は

腰を入れて行かないとホールドは届きません。

 

この微妙な距離出しは壁に上半身が入り過ぎると

腰が上がらない場合がありますから

少しデットの要領で壁から離れながら

腰を浮かせます。

 

腰が上がっていないとホールドに届いても

上手くキャッチ出来ないので

手を伸ばして掴め無い場合は

腰を入れて取りに行きましょう。

 

やり方とすれば

①一度、身体が落ちて重心が下がった場合は

先ずホールドをしっかり保持して

身体を上げるか引き付けて腰を浮かせましょう。

 

②これはシンプルですが先ず重心を下げずに

身体が上がった状態で足を踏み込んた時に腰を張り

ホールドを引き付け距離を出します。

 

大きく分けると

重心を下げた状態からコントロールする場合と

重心を上げた状態からコントロールする場合です。

 

何方も状況や身体のタイプで分かれると思いますが

御自身の出来ないパートの考察にして頂きましたら

幸いです。

 

如何ですか?

腰を入れる

 

詳しい腰の入れ方

腰の治療が必要な場合はお気軽に治療院まで

ご連絡下さい。

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イラストは腰のツボです腰痛の方は押すと

気持ち良いですよ。

 

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