chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその147『武術とクライミングのパワーを考える』発勁の出し方やデットの出し方における身体の使い方を考察致します。共有出来る内容を簡単な方法ですが参考になりましたら幸いです‼︎

今回のテーマは

『武術とクライミングのパワーを考える』

 

武術では

力を出す時は発勁と言って瞬間的に

大きな力を出します。

相手との空間が無い状態や逆に離れた所から

身体を飛ばす様に技を出します。

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ライミングでも

デットモーションや壁に張り付いて

動けない状態から次の一手を出します。

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この時に共通するのは身体の中に

溜まった力を

逃がさずに動きに伝える事です。

 

私が考えるのは力を溜められる身体の強度と

それを逃がさない身体の使い方だと思います。

 

大抵の場合には力を込める事は出来ますが

それを逃がさずに動く事は難しく

身体が分離したり力を逃そうとします。

 

実験して頂ければ分かりますが身体に力を入れて

動こうとすると当たり前ですが全く動けません。

 

それを末端の力を抜いて身体の中心だけ残して

そこから手足に力を伝える様にして行くと

一定の力を込めた状態でも動けます。

 

これを武術の突きを撃つ時や

ライミングのムーブに応用すると

 

武術の突きは相手の圧力がある時に

手で押そうとすると跳ね返されたりするのですが

身体の中心から力を伝えると

意外と相手の中に通って行きます。

 

ライミングでホールドを全力で抑えて

動け無い時に手の形は変えずに

身体の中心から動いて力が抜け無ければ

次の一手を抑える事が出来ます。

 

これが私の今の所考える

武術とクライミングで共通の力の出し方です。

 

如何ですか?

まだまだこれから考察する事も多くありますが

今の所に感じた事をまとめました

更に変化が御座いましたらお伝えしたいと

思います。

 

此方はまた違った観点ですが

運動学習におけるコツと身体図式の機能の論文です。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sobim/37/4/37_205/_pdf

 

パワーとコツの相関関係も今後は考えたいですね。

 

 

詳しいパワーの出し方の考察や

お身体のメンテナンスが必要な方々は

お気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com/course.htm