今回のテーマは
『腰の位置を決める』
武術や様々な身体の使い方で腰を安定させると
言いますがどの様な事でしょうか?
腰の使い方はスポーツの分野でもよく言われますが
今回は空手の三戦立ちを取り上げてクライミングにおける腰の位置を解説したいと思います。
三戦立ちと言う立ち方は足を内側に絞り脇を締めて下半身と上半身を丹田の位置で挟む立ち方でその時に腰が安定します。
クライミングでも
足でフットホールドを踏んで手で引いたホールドを広背筋で押さえて腰を入れます。
空手の三戦立ちもクライミングにおける腰が安定する事も似た状態が使える事に気付きました。
武術にしてもクライミングにしても下半身の力は
大事で上半身も同じ様に大切です。
その力が交わる所が腰に辺りその形を作るのに三戦立ちは有効だと思いました。
三戦立ちは私の感覚では肘を締めると同側の股関節が内側に入り下半身の膝の締めと合わさって腸骨も内側に絞りながら鼠蹊部が開いて骨盤その物が後傾して非常に強い圧が下丹田に集まります。
その時の背中側の腰椎も後弯して背部の筋肉が
コルセットの様に一体化して体幹が安定します。
この時の腰の使い方がクライミングで
フットホールドを踏み手でホールド引いて
背中が締まった時の下からの圧力と上からの圧力を受け止める部分になります。
三戦の使い方を使用すると
私の感覚ではクライミングにおいて
腕は引いていても
足も踏めて腰が安定した状態になり
壁に張り付き圧をかけられる状態です。
武術での身体の使い方がまたクライミングで
生きる事が分かりました。
また新たな気付きが御座いましたら
ご報告致します。
如何ですか?
腰の位置を決める
詳しい腰の使い方や腰の治療が必要な方々は
お気軽に治療院までご連絡下さい。
治療院KAZU
院長 中井一欽
03-5742-1414
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