chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその119『腕のアーチを作る』強い腕の作り方やクライミングにおける腕のアーチ構造を立禅の腕で解説致します。クライマー・武術家・一般の方々もご覧下さい‼︎

今回のテーマは

『腕のアーチを作る』

 

私はクライミング をする時に

腕のアーチを意識して登っています

と治療中に話していました。

 

その会話の流れから

北京オリンピックに出ていた

フィギアスケート女子の高木菜々さんに

ハンマー投げの室伏さん(現スポーツ文化庁長官)が

身体の前で紙フーセンを持って体幹を作るを事を

アドバイスされていたと伺い

『それと同じですか?』と聞かれました。

 

早速、検索してその記事を探してみると

此方が↓↓↓

https://hochi.news/articles/20220219-OHT1T51255.html

上記の記事によりますと

室伏さんから体幹を安定させる為に

身体の前で紙風船を潰さない様

左右の重心移動をする方法を教わっている様子

 

その事で上手なスケート選手は股関節では無く

腰椎を真っ直ぐにして体重を左右に移している事を

気付いたそうです。

 

これは〜

腰椎を真っ直ぐに!

立身中正‼︎

と思い

そちらも語りたいですが、、

今回のテーマからそれるのでまた別の機会に。

 

本題に戻します。

紙風船を持つ事で力み過ぎると

フーセンが潰れてしまうので力は抜き

手を合わせる事により身体からの力が

逃げ難いのかと思います。

腕の形は違えど

構造は立禅の手に近いかもしれません。

 

室伏さんに伺わないと分かりませんが

ニアンスは似ているのかと思います。

 

その似ている腕のアーチとは⁈

 

簡単にご説明致しますと

紙風船の様にホールドを柔らかく持ちませんが(笑)

私は腕のアーチ構造でホールドをコンプレッションする感じでムーブを起こしています。

 

アーチ構造とは

なるべく関節を角張らすに丸みを帯びた形でキープする事で

関節を折り畳み身体に近くするメリットもありますが関節から力が逃げ無い様にアーチを意識します。

 

ライミング のグレードが上がるとホールドも

フットスタンスも悪くなり手で持てなかったり

足もしっかりと乗せられ無くなります。

 

ただしっかりと握れればムーブが起こせる訳では

無く身体全体で支えて無いと登れません。

 

手でしとかりと持てて簡単に引ければ

懸垂運動の様に安易にムーブは起こせますが

手や足が悪くなると簡単には引けなくなり

関節運動で登れ無くなります。

 

そこで腕のアーチを作り足や体幹の力が

伝わりやすい様に意識して登っています。

 

結局は動きにくい状態から次に出るには

身体の構造を変える余裕が無くなりますので

粗方、力の出やすい構造で構えて登ります。

 

その為の腕をアーチ型にして行きます。

 

腕のアーチとは⁈

どの様に作るかと申しますと

武術の站燈功で行う立禅の手の形に

ヒントがあります。

 

立禅の手の形は身体の前で大木にしがみつく様に

丸く構えます。

その時に肩肘を張らずに関節が丸くなる様に

意識します。

丸くとは関節を曲げた感じをなるべく無くして力がアーチ状に伝わる様に作ります。

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その手が強いと言われていて

私はそれをクライミング に生かす様に

工夫しています。

 

全く同じかと言えばそうでは無いかもしれませんが考え方や力を逃さずに上手く伝えると言う意味では同じなので武術で使う強い腕と同じ様にクライミング で使う強い腕を目下模索中です。

 

また新しい気付きがありましたらご紹介致します。

 

如何ですか?

腕のアーチを作る

 

詳しい腕のアーチの作り方

腕の治療が必要な方々はお気軽に治療院までご連絡下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com