chiryouin111’s diary

治療院KAZUです ^ ^ 健康に関わる事 理想的な身体動作を追求して行きます。

身体の使い方シリーズその111クライミングにおける『固める力・引く力・出す力』を等尺性収縮・求心性収縮・遠心性収縮に分けてコンディション調整を解説、登る前のアップに悩む方にオススメです‼︎

今回のテーマは

ライミングにおけるコンディションの調整を

『固める力・引く力・出す力』

に分け

等尺性収縮・求心性収縮・遠心性収縮

にて解説致します。

 

クライマーの方には言わずもがですが

一般の方向けにご説明致します。

 

先ず

『固める力』はホールドや岩にしがみつく力です。

 

『引く力』はホールドや岩に身体を引き付ける力です。

 

『出す力』はホールドや岩に手を伸ばして掴む力です。

 

そして

『等尺性収縮』は身体の状態を変えずに同じポジションで力を入れる。

 

『求心性収縮』は身体を縮めながら腕や足を曲げて力を出す状態です。

 

『遠心性収縮』身体を伸ばしながら力を入れて行く状態です。

 

上記の事を軸に考えて参りたいと思います。

 

 

クライマーで身体のコンディションが

分からないと悩む方がいらっしゃいます

それを自分なりに調整出来れば

素晴らしいですよね。

 

調整のやり方を

私なりの考察でご紹介したいと思います。

 

皆様がよくやられる事は

登る前にビーストメーカーや

マイクロスにぶら下がり『オッ今日は持てる』と

思いいざ登ったら以外と身体が動か無い

『あるある』に最適なアドバイスです。

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前者の例で考えると

ぶら下がりで使用する筋肉の状態は身体を固める

等尺性収縮でいわゆる『固める力』です。

 

デスクワークの方は身体のポジションを変えずに

お仕事されますね

力はそれ程入っていませんが等尺性収縮の状態です。

 

等尺性収縮の状態からぶら下がると筋肉の出力から

ビーストメーカー等を持ちやすい事が多いですが

此処からが問題です。

 

 

ぶら下がれだのに登れ無い‼︎

 

何故⁈

 

その場合は

 

先程の解説だと

 

ライミングで必要な『固める力』の他に

『引き付ける力』と『手を出す力』がありましたね

 

その二つが上手く機能していない場合があります。

 

もう一度まとめると

 

引く力、いわゆる『求心性収縮』

 

出す力、いわゆる『遠心性収縮』

 

固める力は先程の『等尺性収縮』

 

になります。

 

今回は最初の例から『固める力』

等尺性収縮が出来たと仮定して

 

引く力、求心性収縮が出来ない場合は

ビーストメーカーやマイクロス・ホールドを素早く引き付ける動きを繰り返して下さい。

 

出す力、遠心性収縮が出来ない場合は同じく

ビーストメーカーやマイクロス・ホールドを

引き付けた所からゆっくり身体を下ろして下さい。

 

 

逆に

固める力、等尺性収縮が出来ない方は

ビーストメーカーやマイクロスにぶら下がり

指が開かない様にしましょう。

 

ただ登ると言っても様々な動きの複合体なので

どの動きに不具合があるか見極めて対処すれば

総合的なムーブに影響が出て来ます。

 

単に登れたり登れ無かったり

調子が良いと思うとそうで無かったり

逆で調子が悪く何故か登れたり等には

理由があると思います。

 

その事を適切に捉えられれば合理的で

時間を費やさずに済みます。

 

是非、登りながら考え自分の不適切な動きを

改善させて快適な登りをトライして下さい。

 

以上が私なりの考察です。

皆様に無駄が無く強くなるサポートの方法は

お任せ下さい。

 

如何でしたか⁈

登れ無い時に

『等尺性収縮』

のみならず

『求心性収縮や遠心性収縮』

を考える。

 

詳しい、コンディション調整および御身体の状態や動きを改善する治療が必要な方々は

お気軽に治療院までお問い合わせ下さい。

 

治療院KAZU

院長 中井一欽

03-5742-1414

https://kazu-1414.com