今回のテーマは
『爪先を使うか?』『踵を使うか?』
『上半身型』か『下半身型』に分けて
考察して参ります。
フォースタンス理論では足裏を
4分割してタイプを決めますが
今回は私なりの観点で
もう少しシンプルに
『爪先型』か『踵型』に分けて
考察してみたいと思います。
人間の身体には重心がありまして
爪先にかけるか
踵にかけるかで
その上の骨盤や背骨の位置が変わり
それに伴い重心位置も変化が及び
爪先に重心をかけると
爪先立ちをしたりハイヒールを履いた方なら
お分かりかと思いますが身体のバランスを取る為に
重心が上がり胸や肩の位置に緊張が生じるので
その際に骨盤は前傾して腰椎が前弯になりやすく
広背筋や胸筋を使って
上に伸び上がる上半身主導型に向かいます。
逆に
踵に重心をかけると
身体の後ろ側に力が加わって
膝が沈んで行き
骨盤は後傾し腰椎は後弯して
身体が屈曲する方向になり
その為に伸び上がりの逆で縮む方向になる影響で
重心が下がり腰回りや骨盤に力が集まって下半身主導型になるでしょう。
爪先に重心をかけ過ぎると
力が肩周りに集まり肩が凝って
腰椎が前弯し過ぎて腰痛に向かい
踵に重心をかけ過ぎると
身体が前屈みで
腰椎が後弯し過ぎて腰痛になってしまいます。
例外として
ヨガや武術家では骨盤底筋を入れたり腹圧をかけたりして腰痛を防ぐ方々もいらしゃいますのでその様な方は除外しますが
腰椎前弯・後弯で背骨の湾曲か強過ぎる場合は
腰椎の前後弯を少し戻して安定させた方が
骨や筋肉に無理に負担を掛けずに
腰痛予防になるでしょうし
身体のポジションを作る時は
身体操作を理解している
専門家に相談しましょう。
如何ですか?
爪先を使うか?踵を使うか?
ポジションの取り方や腰痛の治療が必要な方々は
お気軽に治療院までご連絡下さい。
治療院KAZU
院長 中井一欽
03-5742-1414
https://kazu-1414.com