今回のテーマは『肩甲上腕関節を下げる』
武術では沈肩墜肘と言う状態があり
肩と肘を下げて伸ばしながら腕を張る状態です。
その中で肩に着目してみましょう。
肩の抜き、肩を下げる等
武術では有効ですが
そのメリットを解説致します。
肩を下げると脇が締まり広背筋に力が入り
いわゆる上半身と体幹が一体になった状態です。
腕を使う時にこの動きは効果的です。
逆に肩を上げると
僧帽筋上部や肩甲挙筋等が収縮して肩と首の距離が縮まり
重心が上がり不安定かつ肩凝りや首凝りの原因にもなります。
肩を下げる動きは
肩甲上腕関節を安定させる
インナーマッスルをあまり使わず
広背筋主導になりますから
肩関節周囲炎や40肩や50肩の腕が上がらない状態でも有効です。
クライマーでは背中を使った登りに
武術家では力が逃げずに使え
一般の方では肩が痛くて上がらない等に有効です。
如何ですか⁈
『肩を下げる』お話し
肩を下げる詳しい解説や
肩凝り・肩関節周囲炎・40肩.50肩の方々は
お気軽に治療院まで お問い合わせ下さい。
(肩関節拘縮評価と運動療法イラスト引用)
治療院KAZU
院長 中井一欽
03-5742-1414